こんにちは、桜井あさひです。  日本でも有名な映画スター、ジャッキー・チェンの代表作と言えば『ドランク・ モンキー 酔拳』を挙げる人が多いのではないでしょうか。  そんな大ヒット作の十六年ぶりの続編が『酔拳2』。人気作の続編ということで 警戒した人も、若い頃から円熟味を増した懐かしのジャッキーのカンフーアクショ ンに見惚れたのではないでしょうか。  ただその一方でジャッキー演じるフェイフォンが適役のロー・ワイコンを酔拳で 倒し、シャボン玉を噴出すシーンで終わっていることに対して「最後がなんか中途 半端」「オチが微妙」「物足りなさを感じた」などの気持ちになった方は多かった のではないでしょうか。  実は元々、このシーンの後に工業用アルコールを飲み過ぎた所為でジャッキーが アルコール中毒になり、全身麻痺を起こして体が不自由になってしまったというシ ョッキングなオチがあったんです。  配給側が日本公開時にあまりに悲惨な終わりで評判を悪くするのを怖れて、この シーンをカットしたバージョンを公開したというのが真相だったらしいです。  結局、どっちにしろ後味の悪いエンディングになってしまったわけですが、貴方 はどっちの方が良かったですか?  今週の『あさひのSENTAIANIMEスクランブル』は何と野外からお送りいたします。  これからの三時間、あさひと一緒に楽しい休日を過ごしましょう。



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