こんにちは、桜井あさひです。  子供の頃、夜中にふと目が覚めると、自分以外には誰もいないはずなのに何 かの気配を感じる。そんなことはありませんでしたか?  大人になるにつれて忘れてしまいがちな感覚。  あらゆる物が元々持っている存在感。  身の回りのすべてのものに神が宿るという信仰――それは、八百万神と呼ば れて大切にされてきました。特に、日頃から愛用している品にはより自分と関 わりの深い神が宿るという考えもあるようです。時に、強い思いの宿った品は 特別な力を持つとされ、神器として珍重されてきました。  ですが、物事は表裏一体。正の感情が神器を作るなら、負の感情で作られる 物もあることを忘れてはいけません。





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