『SSパーティー』

〜Syumatuno Sugoshikata〜









《後書き――Atogaki》




 あー、そのー、石を投げないで下さい。
 意志を投げた久々野です。
 あ、今の洒落です。面白かったですか?。
 あー、そのー、石を(以下略)。



 これは元々、久々野がFool様に「私には書けないけど、君なら書けるの
では?」と、大雑把なネタを用意してFool様に聞いてみたのが始まりです。
 で、Fool様が「詳細を送ってみ?」と興味を示し、送り付けたのが間違
いの始まりでした。それをこともあろうに、Fool様は無口の人様に転送し
やがったとは・・・後は雪崩のまま、成り行き任せに(苦笑)。


 私は氷川へきるさんのスパイシーシリーズが描きたかったというよりも、俗
に言う「自分自身を準えたキャラSS」というものを遠回しにリクエストされ
た際に、思い付いていた3キャラが丁度、これで出ていた事でこれを思い付い
た起因となりました。


 ですので、元々はそんな感じのSSにするつもりでいたのですが、はっきり
言って、その目論見は失敗しています。
 私が送り付けたネタとは別に、オマージュされて、普通の純文学もとい、純
粋なパロディSSとして戻ってきたからです。
 はっきり言って、ここに出て来る大庭詠美、長谷部彩は基本的に彼女達その
ものであって、他の部分が割り込んで来る余地は殆どありません。
 ただ、猪名川由宇だけは、しっかりと誰かさんが入っていることを同人の神
に誓ってお伝えしておきます。「寒いギャグさえなければ・・・」(爆)。


 そう言うことで、私の打ち立てていた企画は霧散し、僅かに名残としてタイ
トル部分と諸注意部分があります。ちょっと違和感を憶えるとしたら、そのせ
いです。間違いなく。ただ、テーマというか象徴として敢えて残しました。
 そして同時に、同人誌のパロディという形ということですが、外観だけです
。一部は重なりかけている所もありますが、基本的に別物です。
 ただ、終末の過ごし方とこみっくパーティーと重ね合わせた、由宇と詠美と
彩の物語だという共通点を残しているだけです。


 現実問題として終末は訪れませんでした。
 勿論、今のところはですけれども。
 そして、別に誰が何をしたから何も起きなかった訳ではなく、何も起こる筈
が無いから何も起きなかった。
 それを私は書いてみました。勿論、表現しきったどうかはわかりませんが。


 最後の最後までギャグで落とすか、シリアスでうっちゃるか迷いに迷いまし
たが、結局成り行き任せで書いたらこうなりました。


 これを読んで下さった方、「詰まらない」と感じたなら、纏め上げられなか
った久々野の罪です。
 ちょっとでも「面白い」と思ったなら話の元を創りあげたFool様や無口
の人様のお陰です。
 読んで下さり、本当にありがとうございました。



 何か言いたいことや感じるものがありましたら、ここの伝言板やメールで仰
って下さると、幸いです。
 なお、このSSは氷川へきるさん自身やその同人誌とは一方的な関わりでし
かありませんので、当SSに関しての氏への問い合わせなどはお止め下さい。
 こっちが勝手にやったことですので。
 万が一何方かにでもこのSSの存在でご迷惑がかかるような事態になりまし
たら、即刻消去致します。



 最後に、Fool様、無口の人様、本当にありがとうございました。
 また今度、機会がありましたら3人でチンタラと遊びに行きましょう。
 無計画な同胞より(笑)。







 制作葬式もとい、総指揮              久々野 彰





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