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『ソシエットのメイド宣言END』




「ご成婚おめでとうございます」
 目覚めるとそこにはソシエットがいた。
「この状況下での第一声がそれか」
 前も一度、一服盛られて寝ている中このように襲われたことがあったので、割と冷静に対応できた。ただ今回は普通に熟睡していたので純粋に寝込みを襲われた格好になる。
 剥き出しにされているだろう俺の下半身は、布団の代わりに彼女のスカートに覆われているせいで寒さはそれほど感じない。
「あん……んぁ、き、急に動かれないで下さい」
 勿論その中にある俺のモノは彼女の膣内に深く挿入されていて、ドロドロになりながら快感と共に熱気を伝えてきている。
「無茶を言うな」
 ここのところあまり寝てないせいで、疲れマラは大層ご立腹だ。せめてこの咥え込んでいるソシエットに相応の報いを与えないことには収まりが付きそうにない。
「うぁ、く、くぅぅ、ぁ、ふぁ、あ、ぁぁぁっ」
 覚醒と共に更に肥大した俺のモノで彼女の膣壁を削るように押し込み、巻き取るように引き摺る。
「ひぁ、ん、んっ、んんっ……」
 睡眠中にどれだけ押されていたのか、俺の意思とは別に腰は早々な射精に向けて激しく動き出していた。
「うぁぁぁぁぁ、んんっ、ぅあ、ぅああああああっ」
 メイド服ごしにソシエットの腰を抱えるように掴んで、自分の動きに合させるように激しく揺する。
「ひゃ、うううぅぅっ、うあ、うぁぁ、ひ、ひぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 膣奥に何度もモノ先を叩きつけ、強く押し付けながら射精した。
「ぁぁぁっ、ぁぁ、ぁぁぁぁぁっっ!」
 ドクンドクンと強い心音のような感覚と共有しながら、精液を吐き出す俺と受け止めるソシエットは全身を震わしていた。
「……で、今日は一体どういう用件だ」
 寝起きの一発目の射精は、まだ精液を彼女の子宮を満たそうと注ぎ続ける。
「言葉、通りの意味です」
 乱れた息を整えつつ、彼女は俺から身体を離そうとしない。また彼女の膣も逆流する精液を逃がさぬようにと強く、締め付けてくる。
「くっ……また……」
 その緩やかな痛みの伴った快感が、俺のモノを萎えさせない。
「ヴィオラとのことか。一応まだ誰にも言っていないんだが」
 彼女の気持ちも聞けたし、二度目のプロポーズは受け入れられたようにも思うが、あれこれと忙しくなっているセリスの件が落ち着くまでは事実上の棚上げになっていると思っていた。だから現段階では成婚どころか婚約すらしていない。
 実家を取り戻した彼女にも、煩雑な手続きに追われていてこの話はしていない。
「協会長の元に彼女から直に報告がありました」
「ヴィオラから、か」
 なるほど、それでは知られない筈がない。協会長自身には俺から報告するつもりでいただけに、先を越されたようなそれでいて彼女の方から俺とのことを口に出してくれているのが嬉しいような奇妙な感覚だ。ただ協会長からは後で何を言われるかわからなくて少し不安だ。
「痛っ」
 脇腹を抓られていた。
「ご主人様と言えども、こういう時に他の女性の事を考えるのは失礼です」
「お前から話を出しただろうが」
 お返しにスカートの裾から手を潜り込ませて、彼女の小さなマメを指先で探り当てつつ摘んだ。
「ひぁっ!」
 強く摘み過ぎたか、彼女の表情が一瞬だけ苦痛に歪む。
「ひぁ……ぁぁ、あ、あああっ!」
 構わずに摘んだまま、引っ張りつつ強く捻る。
「それ以前に、ご主人様の告白自体を直接聞いていたので知っていたんです……けどね。ひゃうっ!」
「なら最初からそう言え」
 押し潰すように指先に力を込める。今の俺は優しくない。
 それにこれでソシエットの膣の締め付けが一層増すのだから、優しくする必要性もない。
「くぁ、くぅぅぁ、あ、ああ……ん、あああ、んっ」
 ソシエットは協会から派遣されている俺の監視役だ。知られて不都合なこともかなり彼女には見聞きされている。プライベートは尊重されているというが、その線引きをするのは俺ではなくて彼女の方だ。
「鬱陶しい、と思うべきなんだろうがな」
 今まであまりそう思うことはなかった。俺の性格と彼女の隠密力、それに線引きの巧さなのだろう。不快にさせないだけの配慮がある。彼女が俺を不快にさせるのは協会から持ち込まれる事だけだ。
『私がご主人様の担当になるまで、どれだけ大変だったか。勿論メイドは自分の苦労をご主人様に語ったりはしませんので、わざわざは言いませんが』
 本当かどうか知らないが、そのことを匂わした時の彼女の反応は大概こんな感じだった。いやもう出してるも同然だろとか俺が言うことでこの話は終わる。
「ふぁ、ふぁ、ふぁあ……」
 マメを弄られることに抵抗しているのか、それとももっと弄られたいのかわからないが身体を押し付けるようにして傾けてくる。
「あんっ……ああっ……ん、んんっ」
 中折れしないように腰を強く押し付けるようにして身体を傾けつつ、彼女の体重をもう片手で受け止める。
「ふぁ、ふぁむぅ……ん、ああっ、ご主人様……」
 突き出された格好の唇に吸い寄せられるように、唇を重ねる。
「ん、ぐ、んんん……んむ、んんん、ふぁ……んあぁぁっ……」
 重なり合ったかと思えばすぐに唇が開かれ、熱い舌を絡めてくる。溜まっていた唾液が口の端から零れ出るが、構うことなく舌を伸ばして相手の口蓋に潜り込ませる。
「んふっ……ぅ……んはぁっ、んんっ……」
 歯の裏側を舐め、内頬に押し付けて蹂躙していると、彼女の舌の方からこっちの舌に絡ませてくる。強く押し付け、吸いあう。
「ん、ぐっ……ぅ……んんんんん――っ!」
 我慢比べをしている隙をついて、陰核を摘んでいた指で彼女の包皮を剥ぐ。
「ご、ご主人さ……ああああああああぁぁぁぁぁ――っ!」
 剥き出しになった彼女自身を指で強く弾く。
「ああああああぁぁぁぁ、あ、ぁぁぁ、ふぁぁぁぁぁぁ、あん……」
 彼女が自分の顔に零した唾液を舌で舐め取りつつ、肥大して掴みやすくなったマメを指の腹で押すように撫で回す。
「むぁ、あ、んぁ……くあっ……ぬぁあ、あっ!」
「おっと」
 仰け反った彼女の身体が今度は背中から倒れそうになるのを、片手で押さえ込む。
「ご主人様……ご主人様……」
 潤んだ瞳で俺を見るソシエット。押さえ込んだ手に力が入る。彼女の衣服越しに俺の指が彼女の身体に食い込むような感覚。彼女の身体を好きにしているという実感がその重みとして伝わってくる。
「うぁあ、ぅあああ……ぁぬんぁ、あ、ああぁ、あぁ、ひっ、くぁあ……」
 サボりがちになっていた腰を一度、強く打ち付ける。それを機に何度も何度も強く、激しく、この姿勢のまま腰をぶつけ続ける。
「ぁっ、ぁぁぁっ、ふぁあ……ふぁぁあああっ……んぁ、あ、あ、ああっ、あんっ」
 彼女の長い髪が、彼女が身悶えるたびに波打つ。
 昔は短く切り揃えていた筈の髪。会う度に伸びていた。今の長さに落ち着いたのは彼女が俺の担当に正式に決まってから。それからずっと変わっていない。
「んくっ……ご主人様、今のは駄目、です……」
「悪い」
 指で軽く梳くつもりが、引っかかって引っ張ってしまった。彼女の抗議に俺は猛省し、お詫びのつもりで彼女の髪に唇を押し当てた。
「え……ご主人さ……ひゃあぅ! ふぁ、んあああっ、あん、ぁぁっ」
 ソシエットの表情が一瞬、驚いたように目を見開いたのがわかった。自分でもどうしてそんな真似をしたのか一瞬わからなかった。考えたくなくて、すぐに腰を打ち付ける作業に戻る。全く、柄でもない真似をしたもんだ。
「あんっ、ぁは、はぁ、んっ……んんっ……ごしゅ、ん、んんっ……んっ……」
 再び彼女の方から唇を押し付ける。今度は口は硬く閉じたまま、ただ唇を重ねあうだけの行為。両腕は俺の背中に廻され、しがみ付いていた。
「ん、くっ……」
 唇を奪われたまま呼吸が出来ずにいると、ソシエットの硬く閉ざされた目尻から涙が零れているのが見えた。行為中の涙など見飽きているし、彼女のそれも初めてではない。だから、大したことではない。ただ少し柄ではないと思えただけで。
「ふぁあああっ! くぁっ、ぁっ、ああああっ!」
 何度も何度も大量の潮が彼女の陰部から噴出しているのがわかる。黒いスカートも内側から染みがはっきりと目立ってきた。
「ああっ、あああっ!」
 一度射精したとはいえ、限界が近づいている。
 強く肉体を求める。肉体だけを求め続ける。俺が愛する者以外の女を犯すということは、ただそれだけのことだ。好意の多寡は関係がない。
「ぁ、ぁ、ぁあああああああああああっ! ああああああっ!」
 動きに派手さがないのに、内側から強く激しく乱れている。
 感じられる彼女の好意を全身で受け止めつつ、彼女が求めるものを感じつつ、俺は彼女を犯す。協会長、セシル、イエル。ソシエットも彼女達とそう変わらない。
「あっ、あっ、あ、あああああぁ、あぁ、あああぁぁ、あああっ、ぅあっ、ぁん!」
 行為以外のものに意識を向けずに、俺は彼女達を抱く。
「くぅ……ぅ、出すぞ」
 モノで膣内を強く掻きまわす様に刺激しながら、
「ふぁあああ! ん、んんっ……んんんんん、んんっ……ぅん♪」
 その刺激の締めとばかりに、今度も彼女の膣奥に強く叩きつけるように押し込んで子宮に向けて射精した。受け止める彼女の身体もまた震える。何度抱いてもこの感覚は変わらない。溺れたくなるような誘惑と、醒めかかる思考の闇。点滅する何かを意識の外に押しやりつつ、射精の為に掴むようにしていたソシエットの身体を包むように抱きしめ直す。
「ご主人様……どうもありがとうございました」
 余韻に浸るのを拒絶するようなソシエットのお礼。
 俺に身体を預けることもせずにいる彼女の声は、ずっと喘ぎ続けたせいか幾分掠れて聞えた。


「絶対に自分からは上着は脱がないんだな」
 衣服を整えながらそんな軽口を叩くと、
「ご主人様は、デカ乳が好みですから」
 先に身繕いを終えていたソシエットが、濡らした布で飛び散った痕跡を拭いながらしれっと言う。
「何を言っている」
「じゃあ、そうでないとでも」
 そう問い詰めながらも、彼女はきびきびと後始末をしている。
「それほど胸のサイズを意識したことはないぞ」
 うん。たまたまだ、たまたま。
「ご主人様の方から積極的に好意を向けた相手の共通項はそこじゃないですか」
 協会長、ヴィオラ、セシルか。イエルはヴィオラからでなければ抱いたかどうかわからないので確かにその点で加えられない。
「……偶然とは怖いものだ」
「いつかご主人様は垂れ乳で泣くことになります。予言です」
 こいつも自分の貧に……希少価値をもっと認めればいいのに。
「何か言いましたか?」
「拭き掃除で手刀を作る必要はないだろう」
「つい、なんとなく」
「お前はなんとなくで全てを片付けるつもりか」
 この女は今日、人の寝込みを襲って咥え込んだ理由も結局はなんとなくだと言い張っていた。
「偶然やたまたまを安易に使うご主人様ほどではありません」
「ふん」
 わざとらしく鼻を鳴らしつつ、頭に浮かんだ思いを巡らす。

 俺にとっての生殖行為は、イコール魔力を吐き出す為の行為。
 自分の身を保つ為、そして相手に魔力を与えたり奪ったりする魔術儀式。
 そこに俺の想いはなく、身体だけの奉仕行動でしかなかった。

 だからこそ、仕事を抜きにして抱く女の数は少ない。
 ヴィオラに対しても、あの戦争中以降はそっちでの関わりはなかった。
 協会長ともその点に関しては疎遠になっていた。
 セリスを迎えるまで、不特定多数を除けば、目の前のこの女だけだった。
 それは決して求め合ったわけではないが、無理矢理だったわけでもない。

「ご主人様がヴィオラ様と結婚しようとも、私はご主人様のメイドですから」
 彼女は敢えて俺のメイドだと言い張り続ける、そんな形式美を通している。
 そしてそれは、いつまで続くのか俺にはわからない。
「勝手にしろ」
「はい。勝手にします」
 そう言って、満面の笑みを浮かべるソシエット。


 俺は、そんな彼女との関係は嫌いじゃない。



<完>                   




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