全く普通のRPG 2013,1,10

 Cat End Turnのstorickさん製作のフリーゲームです。
 タイトルに騙されるのかなと身構えつつ、所謂王道RPGを茶化した楽屋オチ全開のノリで楽しめばいいのかなと始めてみたら、実際その通りで序盤は進むのですが、中盤から雲行きが怪しくなりギャグとシリアスが混在し始め、終盤からはほぼがっつりシリアスで遊べました。
 ただ序盤の王様とのやりとりからの、シリアス展開への話の持っていき方は強引なので、後半ずっとシリアスモードが続くと素直に物語に乗り切れない部分もありました。ギャグの方もシリアスの方もテーマとしては納得できるだけに方向転換の仕方がちょっと。はっきり言えば二つを繋ぐ王様付近が残念でした。いっそ割り込むのは冥王達だけでも良かったような。
 ギャグパートとしては恋愛ADV部分まではかなり楽しめました。こっちでシリアスやるのは凄く有りなので、無茶ばかり詰め込まれつつ、やり直す度にスキップがないのが辛いと感じつつ、最高のEND目指してやりこむぐらいには。
 シナリオ的な難易度としては死神探すのに一度くじけ掛けました。既に話しかけて放置していたモブにもう一度とか。あと罠が続くダンジョンも凶悪で、最後のタイルがかなり嫌らしかったです。
 純粋なゲーム難度としては、幸せ妖精に先制できるようになるまでが壁でした。個人的には敏捷>防御>攻撃(カルマ抜き)>精神(カルマ抜き)から上げていましたが、攻撃力をラルフとエンジェルに集めておけば何とかなるかも。
 エピローグ後の火山は覗いただけで終了しましたが、正月休み中非常に楽しめました。

【お気に入りキャラ:ゼイグ】


剣と魔法と学園モノ。Final 〜新入生はお姫様!!〜 2013,4,27

 クエスト、地図、魔物図鑑などは埋めたので一応終了。道具は95%、称号はやり込みなどのものもあったので出来るのだけすませました。確認はこちらで。


PT
テスタロッサ
エルフ・英/侍・L99
天叢雲剣真紅のマスク+5吸血真紅の鎧+9アーサー王の小手アーサー王の鉄靴+3神のお守り+21st
ミレーヌ
フェルパー・侍/獣・L99
黒漆大刀+1黒漆大刀エンジェルリング大天使の衣+5白夜+7隼風の靴+1召還士の心得+1
フォレスト
ディア・シス/ツン・L99
グレイプニールムチむちメイドアテナの兜−2サザンクロス剛力の篭手デーモンブーツ龍の牙+7
エレメンタル
ディア・巫/くの・L99
打神鞭光の盾魔曲の冠+6暁の聖衣精霊の小手+7盗賊の靴−5天空の破片+3
ハッカ
人間・シス/騎・L99
神の剣+9神の盾神の兜+1神の鎧神の小手神の靴聖なる指輪+9
アズーリ
ノーム・白/灰・L99
ジュエルワンド智謀の盾+9魔道士の帽子ローブオブマリア+1アテナの腕輪+4アテナのパンプス姉妹の指輪+2

 基本的にこのパーティーでイベントをほぼこなしました。
 大剣使いの赤い人ことテスタロッサはメインヒーロー、サブ侍は主にボス戦で、普段はメイン戦士にしておりました。ヒーローの超・鬼神斬りはいいのですが、普段はMPすり替えが邪魔なので。
 ボス戦の主戦力が彼女なら普段の戦闘はフェルパーの違った意味でも両刀使いの性別ミレーヌことミレーヌで、最後こそ両手剣にしていましたが、ほぼ両手槍の真二刀流スタイルに。ボス戦では命中率の高さから、粉砕で防御力の削り役に。
 小さくても豪快なフォレストは普段は二刀流のムチで厄介な敵を石化即死させたりしていましたが、ボス戦では魔法防御壁と回復、蘇生に専念するスタイルに。命中度を犠牲にした神シリーズで固めた逸脱人ハッカもそうだったりします。二人なのは一人死んでももう一人がという安全策から。
 残酷なお人よしことエレメンタルは巫女とくのいちですが、ボス戦や初見の敵などにはサブはジャーナリストでチェックを使います。
 茫洋なアズーリは只管倍加魔法でイペリオンを打ち続けるスタイル。普段は全体魔法などを駆使します。

 正直、この組み合わせ職業に落ち着いたのは終盤で、それまでは幾度も変えていたのでこれというものが未だにないままです。


PT
リン
フェルパー・奇術/獣・L70
ムルキベハンマー−2ミョルニル+1教皇の冠+8スク水セーラー+9精霊の小手ウサギのスリッパ+9ハートのお守り+92nd
ビクトリータ
ヒューマン・英/騎・L74
神の剣+1イージスの盾聖騎士の兜−2聖騎士の鎧白夜+5アーミーブーツ+3竜のアミュレット+5
ヘルマン
バハ・海賊/竜騎・L68
黒鍵+3黒鍵グレイトヘルム+9黒兵衛の鎧盗賊の腕輪+6盗賊の靴毛皮のマント+1
キャスパール
セレス・堕天/兄・L68
タスラムの魔弾+4ムシャカブト+7大名の鎧+2武士の小手武士のわらじ+9竜のアミュレット
ウツセミ
ノーム・巫/アイドル・L71
ヴァジュラ+4光の盾ネコ耳キャップ魔女っ子ローブ+5プリンセスグラブ+3魔女っ子ブーツ+7ハートのお守り+9
シン
ディア・奇術/死霊・L69
金のカード魔法の盾+2デスクラウン+6死神の衣装−5精霊の小手+5歩雲履+6ケープ+8

 途中までは交互にダンジョンに入り、1stがクリアして先に行った後の一つ前の学校に駐在する事をしていました。セカンドという事で趣味に走っていた分、結構歪なところも。終盤は各学園に一人作って置いていた事もあり、殆ど使わないままになりました。
 ポーカーフェイスなトンデモキャラのリンはあぶない下着から、スク水、スク水セーラーと前作の某姉キャラ系装備ポジに。金槌が拘り。
 PTの良心ことカタブツ騎士のビクトリータ、ガタイの割に盗賊働きがメインの自称冒険家ヘルマン、捻くれ者のキャスパール。
 真面目っ子ながら武道派アイドル巫女のウツセミは魔女っ子ブーツのボーナス付与のHP100に惹かれてそのまま魔女っ子装備。皮肉屋で陰気なギャンブラーシンはカード使いに。

【お気に入りキャラ:ザッハトルテ】


モエカす - MOEkko COmpany Special - 2013,10,02

 昔買ったものの、前のPCではDVDが認識しないままだったので放置していましたが、最近少しづつやってようやく終了。
 モエかんをやったのが2004年とほぼ十年前ということで、すっかり忘れている部分も多いというかどの辺が覚えていたのか自分でもわからない感じも少々。
 モエカすの方は霧島ルートのバージョンアップ版、番外編シナリオが幾つかでした。本編を再録しつつ霧島ルートに行く選択肢を撤廃した自動ナビな状況の読み物になっていましたが、それでも懐かしい人達が出てきてしみじみしました。エロシーンの為だけの水泳話、鈴希話は特に印象には残らず。お涙頂戴の鈴希ルートのかずさ話も同様。冬葉ルートっぽい隸話は、隸の過去話が出てきたり、主人公の産まれたての小鹿のような感情が見事に出ていて悪く無かったです。霧島ルート再現のメイン部分でも、昔漠然と思っていたよりも遥かに主人公のメンタルが弱々しくて、かなり気持ちが引っかかっていただけに再現性という意味ではぴったりでした。もう一つ同ブランドの過去シリーズキャラっぽい番外編話も出ていましたが、相変わらずの厨2世界万歳のノリのままで。

 もう一つ、モエとらの方はカードゲームを遊ぶものでしたが、ポーカー、ブラックジャック、ババ抜きのそれぞれにイカサマ使いが混ざっていて、それぞれ該当する相手に勝利すればボーナスのエロイベントが閲覧できる仕様に。冬葉相手のブラックジャックは手札を21にさえすれば勝てるので大丈夫でしたが、ポーカーのかずさが難しく。リニア達のババ抜きもそうでしたが、運ゲーでした。普通のゲームでも稼いだコインで別のエロシーンを買えるのですが、こっちはちまちま勝って行けば問題ないので特になく。かずさ相手のブラックジャックかババ抜きの2位がイカサマ使い相手以外では楽かなと。
全て閲覧すると、霧島相手のハイアンドローが増えますが、こちらのイベント条件は恐らく連勝が続けばだと思います。特に意識せずできました。

 結局、ブランクがあったとは言え、裏設定を匂わせまくって特に〆るでもなく、投げ出した終わり方は納得できるものではありませんでしたが、まあこういうものなのかなと。
 モエかん設定周りはこちらで確認しました。

【お気に入りキャラ:隷】