遥かに仰ぎ、麗しの 2010,2,1

 体験版では主人公の司先生の性格が好みじゃなさそうだという理由と、前作が期待外れだったことで購入を見送ったのですが、それなりの評判作になって逆に手が出せなくなっていたりしました。数年経ったら縁があったらしく購入。
 感想としては全て今更なところもあるのでしょうが、本校系と分校系では担当ライターが違うせいで見せ方の構成すら違うので、シナリオや設定の差異以上に戸惑いがありました。特に分校系では学院とみやびと教師と生徒の力関係が結局最後までよくわかりませんでした。本校系ではメイド達や職員達も含めて立ち位置がある程度わかるようになっているのですが。なので分校系シナリオの通販さんと坂水先生の力をどう見ていいのか最後までわかりませんでした。双子も意味ありげでしたが、オマケと考えればあの扱いも仕方がないのかなと。本校系で一番がっかりしたのが三嶋鏡花で、本当は彼女シナリオ用意する筈が出来なかったのではないかと思うぐらいに、出番の多さの割に何もなかったです。
 シナリオで目立ったのが、司先生の自身の捨てられた経験からの異常な恐怖心と強烈な身内意識の度が過ぎる描写で、これは両ルート共通で各ルートでそれぞれ違いはあるもののそれぞれに面白く表現されていました。他の彼の性格のそれぞれの差異などは気になるものもあったりしたのですが。
 最初に始めた相沢美綺シナリオは彼女主導と思えば二人は非常にいいコンビでした。相棒同士って感じでもなく、コンビというニュアンスで。淫行教師としての危機感の無さは異常ぐらいでしたが。
 榛葉邑那シナリオは主人公の行動原理というか動機というものがおかしかったです。序盤はよくわからない強迫観念に駆られるがままが彼女を探ろうとしたり、彼女への疑問の抱き方の順番が逆に感じたり。数々の不思議に気づいてそれを知ろうとして周囲の動向のおかしさに疑念を抱いて初めて彼女に対しての執着に辿り着くのではないかと。あと余談ですが李女史相手だと子供染みた癇癪しかできなかったのに、お兄さん相手だと一転して上から目線思考で話す司先生が読んでて辛かったです。恋仲になるまでこれというエピソードはないままでしたが榛葉嬢が自分に裏表なく添って来る主人公に惹かれる流れは理解でき、まあ主人公側も応じる流れ自体は納得できました。更に後半で彼女が裏表ありまくりであったと明かされることでその愚直なほどの主人公が彼女にとって眩しく、同時に自分との付き合い方をどうするか迷いつつ話が進んでいったのだなと言うのがわかる流れで良かったです。美術館の策士っぷりはお見事でした。
 シリアーナ・ド・レイこと仁礼栖香シナリオ。このルートで様々な事情で厄介扱いされている良家の子女のプチ監獄だからこそ、適当な美形教師宛がって落ち着かせる軟着陸狙いもあるという分校組の事情が明らかになったと解釈していいのでしょうか。プロローグでの暁さんの言葉と合わせると。そうなると頭の良い人よりは御しやすい人や、感受性の強い人を選んで採用していたのではないかという司先生採用理由にも繋がる冒頭に匂わせていた背景にも繋がるのかなと。メンドクサイ三河武士女とついカッとなってやった感情剥き出し男の組み合わせは読んでて辛かったです。意地っ張りとか気丈とかそんな言語を遙か高みから見下ろした彼女のメンドクササはお見事としか言いようがなく。正直、彼女の一人相撲の揺るがなさに少し感心してきたところまでいきました。
 分校系組に続いて本校系組から八乙女梓乃シナリオ。キャラクター的にあまり期待していない人だっただけに、嬉しい誤算というか意外な手ごたえでした。こちらのライターさんの特徴である補足的なものではなく確りと二人のキャラクター視点を交互に動かしていくやり方は、このシナリオに関しては上手く出来ていました。初めは八乙女嬢視点が多いものの、それが彼女の視界からの司先生の移り変りの表現になっていた点。そこでは彼女自身の空回りでしかなかった訳で、彼は全く変わっていない。何故なら…と、彼の過去に絡めて「だから僕はこういう人間になるんだ」という言動に繋がっているのが読み心地が良かったです。中盤以降はその両方の視点から話を動かしているからか、シナリオの為の都合色もそれなりに目立ちまして、どうしても梓乃が司先生を、司先生が梓乃を好きになるというそれぞれの話の落ち着き先というのが、梓乃シナリオの為のものになっている感がありました。そしてそんな勢いのまま結局八乙女嬢が主、司先生が従にシフトしてきてしまっているのかなと思っていたのですが、最後の最後にぐいと引き寄せて二人の物語にもっていったのは実に良かったです。このルートで初見の元カノとやらも八乙女嬢の為に用意された感があり、この調子だと最後はがっかりしそうな気がしていたのですが、その辺をあまり気にしなくなるぐらいの流れでした。
 鷹月殿子ルートはシナリオも良かったですが、何より演出が実に良かったです。技術じゃなくてアイディアの方が。テキストがあってそのテキストを魅せる為にどう限られた中でやっていくかというものが上手く出来ていたように思います。ただ梓乃が驚異的精神成長を勝手に遂げていて、彼女のルートのマイナスっぷりを見ているだけにちょっと気持ちがついていかない部分も。今回、殿子の一人称で「相沢」というのが、彼女一人だけ苗字呼び捨てになっているのが特に気になりました。他の人もそうならまだしも「みやび」「鏡花」と他は名前の呼び捨てだったので。更にエピでは突然美綺に呼び方が変わっていたのでこの辺の理由はどこにあるのかなと。例えばみやびが相沢とかの苗字呼び捨てなのはわかるのですが…。あとは鷹月家は弟か妹をもっと自前で作る努力とかなかったのかなぁと漠然と。嫡男ならまだしも、ただの長女程度なら腹違いの弟でも全然いいでしょうに。
 最後の風祭みやびシナリオはこの作品、この主人公に対する集大成のような話で、主人公の本質を突くリーダーさんとのやりとりが実に良かったです。自分が内心で入れた突っ込みと同じ突っ込みが入るとすごくすっきりします。ただどうしてもこのシナリオのみ突然入ってきた志藤由というキャラクターが唐突で、シナリオの為だけに投入された感が色濃く出ていました。分校系の李燕玲、鹿野上渉のように大事なところでピンポイントで使うようにもいかず、半端に主人公と絡んだお陰で実に中途半端でした。逆に見せ場があると思われた三嶋鏡花がみやびの成長物語の出汁に使われただけで呆気なく終わっただけに、由ではなく鏡花を使った展開でどうにか出来なかったかなと。みやびシナリオが良かったと素直に言い切れないのはこの一点です。なので好きなシナリオ順は梓乃シナリオ ≧ 殿子シナリオ > みやびシナリオ ≧ 邑那シナリオ > 美綺シナリオ > 栖香シナリオで。
 好きなキャラ順は、リーリア・イリーニチナ・メジューエワ ≧ 鷹月殿子 ≧ 三嶋鏡花 > 風祭みやび > 榛葉邑那 > 八乙女梓乃 > 暁光一郎 > 相沢美綺 > 仁礼栖香 > 鹿野上渉 > 志藤由 > 上原奏 > 李燕玲 > 坂水先生 で。


Yahoo!スポーツ ファンタジーサッカー 2010,2,3

 今年でサービス休止とのことで。数年遊ばせて貰いました。初年度は徳島の三好市、二年目は静岡の岡部市と、共に統廃合で市町村がなくなってしまったのがいい思い出です。去年は福岡県朝倉市でやっていたのですが、一年目が一番成績として頑張れていた気がします。


LikeLife新装版 2010,3,6

 発売当初にどれぐらいの盛り上がりを見せたのか少々忘れてしまったのですが結構大きな人気を博してきてた気がするLikeLifeを、こうして最近やることができました。物が人になる設定は「想い」の一言で済ませた感もありますので様々な「何故?」に関しては引っかかる部分もあるのですが、ゲームとしてテキストとしては存分に今でも色褪せることなく楽しめました。人畜有害の名に相応しい幼馴染キャラ、メインヒロインだと思うし、実際押しも強いのに何故かサブヒロインの印象が抜けないキャラ、今も最前線で活躍する声優さんのキャラや、当時は頑張っていたなぁと懐かしさも覚える声優さんキャラ…って中の人の話に逸れてしまいましたが、感慨もありつつ普通に遊べました。好意的なシナリオ順は椿≧絆≧あとり≧姫子>結未で。無論幼馴染ネガ補正込み。オマケシナリオはトウカシナリオ一本とドタバタギャグエロ系一本、あと物キャラのちょい話みたいなのが少々でした。同封されていた氷庫版は彼女のえちシナリオ以外はかなり企画としても微妙臭を感じました。時代のせいもあるのかも知れませんが、せめて名シーン吹き替えはアドリブという名でおちゃらけるなり改変するなりして楽しませる仕様があれば良かった気持ちが。キャラからしてただの棒読みさせるだけでしたので。
 一部抜けありますが、気に入ったキャラ順は以下の通りで。トウカ以下は特にどうって訳でもないのですが。あとりルートの氷庫と、沢木椿嬢の好演が印象深く。

 氷庫 > 沢木椿 > 消し子 ≧ 小林唯月 ≧ 竜胆寺絆 ≧ 高坂姫子 ≧ トウカ > マコ ≧ 山崎妙 ≧ 起留 ≧ 沢木椿(本人) > あかり ≧ 信子 > 三葉 ≧ 碓井祥子 > 有川あとり > 高坂浄 > 小寺一撃 ≧ 宮里結未 ≧ 校門


アリス2010 2010,4,10

 全部終わった訳ではないのですが、区切りがつかないままだったので一先ずの〆にしたいと思います。その〆すら最後に起動させてから数週間…。ちゃんと遊んだのは「はるうられ」「Rance02」「わいどにょ」の三本。「超昴閃忍ハルカ ―疾風!?忍者大作戦―」は砂漠の当たりで止まってます。
 Rance02は結局、改はやらず当時のテキストのままのをやりました。無茶苦茶楽な部分と非常に面倒だった部分が分かれていました。CG回収の為のお金稼ぎが一番苦労しました。そしてラストがはしょられていたかのようなあっさり風味でして、きょとんとなった記憶があります。
 一番以外だったのがはるうられで、ハッピーエンドのないストーリーとそれほど物語性がある訳でもないのに妙にやりこみ要素がありました。部員や客などのキャラクターを自作する時間が一番長かったです。
 わいどにょはままにょにょとの戦い方の大きな違いは敵の攻撃を受け止めてくれる壁役が実質作れないことがかなり大変でした。防御力も軒並み敵の攻撃力を下回りますし、魔抵に至っては防御力高いキャラの殆どが弱い。狭いアイテム欄に防御UPアイテム並べるよりも、素早さをSにあげて回避キャラを作ってしのいだ方がやりやすくなってしまいました。どうせなら回避台詞とか作ればいいのにと思うぐらいに。一度止めていたのですが、追加パッチで女の子モンスター増えてから更にやりこみ度が増えたりしてました。移動3以下キャラは正直使えないので、大概ロケットエンジン乗っけてます。他にもレベル上げるだけで済むレイラさんやリックなどの高能力ユニットを異次元に送り込んでいました。髑髏系に急襲されたりした時のアクシデントの穴埋めは最低コスト組から出していました。今回の新規でのお気に入りユニットは楓とリカルド。次点に戦姫。その次は久那妓やぼたんで。女の子キャラではフローズンが絵と台詞では一番好みです。次点がボンテージ増田。バルキリーはその次に。

1軍(大悪司組メイン)
・初音 移動5射程1 壁役&反撃
・麗蘭 移動5射程1 壁役&反撃
・麻美 移動5射程1 必殺&再行動&回避
・ソードマスター 移動5射程1 必殺&飛ばし&回避
・バルキリー 移動5射程1 必殺&飛ばし&回避
・愛 移動5射程1 必殺&回避
・凶アリア 移動5射程1 必殺&回避
・喜久子 移動5射程1 必殺
・遙 移動5射程2 必殺&再行動&回避
・元子 移動4射程2 再行動
・黒崎社長 移動4射程6 魔法&拡大
・フィーメ 移動4射程6 魔法&拡大
・早口ジェーン 移動4射程9 魔法
・神風 移動4射程9 拡大
・プリシラ 移動4射程9

2軍(戦国ランス組メイン)
・ファーファ 移動5射程1 壁役&反撃
・戦姫 移動5射程1 壁役&反撃
・リカルド 移動5射程1 必殺&回避
・謙信 移動5射程1 必殺&再行動&回避
・久那妓 移動5射程1 再行動&回避
・フィル 移動5射程1 再行動&回避
・レメディア 移動5射程1 回避
・ぼたん 移動5射程1 必殺&飛ばし
・鈴女 移動7射程2 回避
・楓 移動4射程2 必殺
・ボンテージ増田 移動4射程2
・まなな 移動4射程6 魔法 拡大
・フローズン 移動4射程6 魔法 拡大
・五十六 移動4射程9 拡大
・ウルザ 移動4射程9

3軍他
・アリエッタ 移動4射程1 高LV&盾役
・香  移動4射程2 高LV&盾役
・リトルデルモンテ 移動5射程4 補欠要員
・豪 移動4射程1 男性&囮要員&回避
・悪司 移動4射程1 男性要員
・ランス 移動4射程1 男性要員
・半蔵 移動6射程1 男性要員
・かなみ 移動6射程1 穴騙し要員
・コンクリ男 移動0射程∞ 撃ち漏らし対策要員
・はぐれ枕投げ 移動0射程∞ 撃ち漏らし対策要員


真・恋姫†無双 〜萌将伝〜 2010,8,28

 発売日買いから連日、数イベントをこなしつつようやく終えました。新しいゲームも久々だったのでd3dx9_42.dll入れたりも。
 事前のネタバレはpixivの桂花のイラストコメで例の件を知ったり、恋(呂布)に関してはどっかで目にしていましたが、他の面子は知らないままで。華雄と瑠々はネタで言っているのかと思いました。
 ファンディスク的扱いということもあり、全てのルート経験を持っている一刀ということで非常に都合の宜しい立ち位置でした。
 音楽は新規のものでは戦闘用の曲が結構良かったです。絵に関しても癖がなくなってきていて見やすくなっていました。ただ画像効果というか表示の仕方や差分の出し方がテキストに先行してシーンが見えてしまうはちょっと不満点です。都合良い画像が用意できないのなら、暗転でもいいので絵の部分に繋がるテキストのタイミングを合わせるところが欲しかったです。
 シナリオに関しては全体的なお話がなく、キャラ単位のイベント集でした。ただ「このネタ、マジキュー4コマであったよな」ってのがかなりの確率であります。新旧合わせて二十冊近く出ている状況なので仕方がないと言えば仕方がないのですが。一方でこれまで定番だったものが三度目ということか、華蝶仮面などはなくなっていたりも。貂蝉達の出番もあまりなかったです。華雄…は「か、なんとか」さんのみの出番かと思いきや…まあ、そんな扱いのネタらしい扱いでした。
 他も大会物のイベントはオチが微妙だったり、間延びしたり、変なところではしょったりとgdgd感を覚えるものが多かったです。野暮な突っ込みとしては話のきっかけの為の「新しい店」が出来過ぎていたようにも。食べ物系の話題ではかなり出ていたので。
 そして今回も蜀ルート系とのシナリオと私の相性は良くなかったです。魏呉ではあまりサボらない一刀さんなので、蜀でのみ仕事をサボる前提で見られていたり、そう扱われるのが統一感がなかったですし、焔耶イベントの五胡の奇襲を受けた際の一刀の最初の判断も蜀単体時、今の鼎立国家前の状況ならまだ一応判るのですけれど、この世界観であの立ち位置での判断は残念の一言。個々に至ると鈴々の外食費用も一刀が本人不在の状況下でも出している話も、仕事絡みの北郷隊や天和達と前提が違うので腑に落ちず。その鈴々イベントシナリオ自体の後味の悪さも気になりますし。
 キャラ別の話題では、贔屓されているキャラとそうでないキャラがはっきり出ていました。好きなキャラは贔屓にされている側だったので、個人的に不満は少なかったのではありますが。それ以外も音々音が要らない子過ぎるせいで詠や焔耶を軟化させることで差異というか変化つけているように見えてしまってその圧迫感がもんにょりしました。詠は今のままで、焔耶が初期のキャラのままで音々音抜くのが一番バランス良かった気がします。
 エロに関しては愛紗と恋は別になくても気にしなかった範囲です。過去作で多かったですし。一方で二回以上あるキャラがいたりするので腑に落ちない部分もあったりしたのでしょうが。ただ雛里に関しては、必要だった気もします。過去作でも見せ場は乏しかったですし、今回もあまり出番はなく、ほぼ唯一の見せ場だった象棋盤大会優勝の後に、デートイベントかエロイベントがあるのではと思っていただけに肩透かし感ありましたし。前作でセット扱いされてた面々は大概単体でエロありましたし。なのでその後出たのが朱里のエロイベントだったのは疑問。
 最後に全体でのキャラ好感度は、
 凪(楽進)≧ 空(程c)≧ 人和(張梁)> 明命(周泰)≧ 蓮華(孫権)≧ 亞莎(呂蒙)≧ 霞(張遼)≧ 華琳(曹操)≧ 桂花(荀ケ)≧ 白蓮(公孫賛)≧ 月(董卓)> 冥琳(周瑜)≧ 雪蓮(孫策)> 恋(呂布)≧ 蒲公英(馬岱)≧ 星(趙雲)> 他で。恋以下は過去作補正あったりします。


丸投げクエスト 2010,9,4

 HARUKOさんのサイトにあるフリーゲームの新作です。
 あまり深く考えることなく、適当にサクサク遊べるのがとてもよいです。適当過ぎてちゃんとクリアしていないのですが、1PT終わったところで一端の区切りに。

【お気に入りキャラ:琴桜リカ】


凌姫U 2010,12,25

 最近殆ど人狼クローン村で遊んでいたので、久々になります。
 大昔、ノベライズで読んだ時に基本設定がちょっと面白いなと心に残っていたもので、他のとまとめて衝動買いしました。
 陵辱抜きゲーならおかしくないのですが、久々にOPやEDに歌がなく良かったです。その反面古いゲームらしく630x480だったのがちょっと見辛かったりも。最大化で基本遊びました。音楽も特に心に残るものはなかったです。別にCDがついてはいたのですが。
 シナリオとしては皇宮内で起こっている呪詛事件を利用して、王姫3人を手篭めにして成り上がるだけの話なのですが、主人公を含めた登場人物の殆どが単純な性格設定にしてあることで、深く考えることを拒絶する流れでした。シナリオに力を入れればもっと面白くはなるものの陵辱までの展開に運ぶのが面倒臭いということなのか、結構大雑把に進行していった印象が。ミーティアが話が進むなか驚異的な精神成長を見せるのですが、彼女が一番諦めが早い事で、こっちがよっぽどヘマをしない限りは何とかなってしまうバランスが低く取れていたという感想です。アレクセイ一人がまっとうな後継者なら前提から破綻してしまうのですが、もうちょっと我意があっても良かったです。個別ENDとハーレムEND、各BADも見ましたが特にどれが好みというものもなく。強いてあげればミーティアENDが。
 キャラ好感度は、ユリエル>イリア>レティーシア>エルディア>シャーリーン>マルティナ>ミーティア>メリッサ>ルディ>アレクセイ>キョウで。
 ユリエルがイベントCGの表情とかわしまさんの声が良く、一番可愛いかったです。イリアは設定がそれなりに気に入っていたので。レティーシアは声が良かったです。他は特に差も印象も左程なく。


INNOCENT COLORS 2010,12,27

 Canvas2のファンディスクです。ほぼ霧(Solid Blue)のみのものではありますが。
 最近ファンディスク商法が減ってきただけに、必要以上に時代を感じさせてくれました。
 彼女と柳との学生時代の物語がメインで、通常エンドがそのまま本編に繋がるENDという形です。エリスが全く変わらないキャラしておりました。霧エンドも、Hシーンは学生時代とかではなく、2の本編時間軸の中で行われるので、学生時代の霧相手と思っていたら拍子抜けかも知れません。ミニゲームの三人オセロが難易度が適度に低くて楽しかったです。他は壁紙、システムメッセージ、ボイスドラマでした。

【お気に入りキャラ:該当なし】