麻雀 2005,1,31

 まずこれは脱衣麻雀ではないのでそれ目当ての人とイカサマルールがない=まっとうな麻雀と思う人は避けた方がいいと思います。じゃんがり●んやじゃん●げどんなどから比べれば全然普通に出来ると思う感じです。操作性が軽いのは良いのですが、鳴きは吹き出しをクリックしないといけないのでたまに押し間違えてしまうことなど不注意タイプの私のような人はご注意を。
 難易度の普通はイージーモードと思って間違いないと思われます。最難度も面子次第ではそんなに大変な気はしませんでしたが、ひよりんの地和攻勢などボケ系キャラが妙に強くなる傾向のように感じました。
 ゲーム麻雀はまずどういう役があがりやすいかを見極めるのが勝利の鍵になります。相手が誰だろうとゲームの配牌の癖は変わらないですし。普通モードに限った話ですが、待ち焦がれている牌がやってくる率はかなり高く、かなり際どい待ちでもあがれる確率は低くないので、基本的にリーチはかけ得とみました。裏ドラも付き易いですし一発も結構多いです。しかも一番欲しい牌が出やすい感があるので三色同順と一盃口は非常に作りやすいです。難易度を上げるとあがれる率や安い方が来たりする事も多いです。
 ストーリーモードは……悪くもねこねこらしいなぁと思うテキストでした。テンションにメリハリがないので、正直途中からは読む気はあまりしなくなります。エロが低いのはまだしも、CGも少ないのはちょっと予想外でした。難易度は終盤組になると一気にあがりますが、こちらも高い手役を作れる率が高い気もしたのでトントンの印象が。負けたのは二度だけで、それも一度はCG回収の為なので苦労はしません。
 フリーモードはまだ全員登場させていませんが、出ている相手は全員倒しました。一位を取れば相手三人全員倒したことになるのは親切な作りでした。人数が多いからなのでしょうが。
 サバイバルモードは一応最後までいきましたが、二人は箱にできない面子割れの終わりなのでまだ上はありそうです。
 特典CDのルール説明に関してはゲーム麻雀というよりも実際の麻雀用な説明の仕方にしたようです。実際、この説明で分かりやすいのかどうかは良く分かりません。幼少時に打ちながら必要なことだけ覚えた身としては要らない説明が多かった気もします。ただ麻雀漫画を読むにはこれは非常に手助けになると思いました。
 全体的にキャラ曲をアレンジもなくそのまま使っているので、音楽を変更できるようにして欲しかったです。やかま進藤の親の時と、スカーレットのリーチ後がテンション高い曲になるので比較的ノれました。

【お気に入りキャラ:やかま進藤(曲のみ)】


ひぐらしのなく頃に解 2005,2,6

 最後の詩音の一言はキャラ的には非常に「らしい」のですが、やっぱり「いや、それが問題じゃないでしょうがアンタ」と突っ込まずには。太宰治もほどほどにという感が少々。
 矛盾に溢れていた綿流し編でしたが……うわぁうわぁと納得の連続です。あの幼女二人の捜索時のハシゴ下の魅音の変貌がそういうことだったのかとか思うと凄く納得です。731部隊などの話が煙幕だったのは安堵しました。
 綿流し編での残る問題は二人いるのか?な鷹野さん、注射器と梨花、そしてレナの謎でしょうか。ただ私はこのルートはまだしも他ルートの魅音をシロとはまだ思っていません。相変わらずさっぱりわからないのではありますが。総感としてはやっぱりこれお金取れる文章だなぁと。払っただけの価値はあります。

【お気に入りキャラ:葛西辰由】


ぷにぷに☆はんどメイド 2005,2,11

 単純にこれだけ長い文章を書き続けたこと自体への賞賛以上は、評価しようがイマイチありません。小ネタを繋ぎ合わせただけで長期的展望がなく、伏線になるようなものも皆無に近く、イベントCGに振り回された一貫性の無さというか脈絡のないテキストは一周目はかなり読むのに苦痛でした。結局未読スキップを多用することで対応しましたが、ゆいのシーンのみのキャラ同士のかけあいを聴くぐらいしか興味を引くものはありませんでした。シナリオ担当はクレジットを信じるのなら二人のようなので、小ネタ書き専門の人が頑張って継ぎ接ぎして書いたのかと推測しました。モウリさん以下、個々の女仙丹メイドのキャラ自体は良かったと思います。
 一番気になったのが主人公で、半端にいい人キャラで押し通そうとしていることでエロシーンやイベントシーンへの導入や言動が支離滅裂になっていてキャラの中でも最悪に近かったです。突然たまに混ざるシリアスっぽいシーンなどはシリアスのつもりなのか遠まわしのギャグのつもりなのか判らず。
 背景とする物語の事情はwitchのゲームと似ていて、共にワゴンの常連になるのも頷けます。その辺のキャラ周りの事情の臭わせ方は、勝手にやってて下さいと突き放したくなるぐらいには。
 購入理由であった絵についてはイベントCGがほぼ全滅という非常に裏切られた気分に。裏絵で気付かなかった自分の不明を責めます。
 あとオマケシナリオがオフィシャルサイトに四本上がっているので、折角持っている人は見てみるといいかもです。

【お気に入りキャラ:ゆい】


隷嬢学園 〜煉獄の学舎〜 2005,2,16

 どうでもいいシーンはほぼ省きに省き極力使いまわしていた反面、各ヒロインの事情部分の話などはある程度押さえられているので、簡潔ではありましたが詰まらなさを感じることはありませんでした。ただ基本的にはやっぱりエロテキストのみを追い求めた感のある作りでした。無駄を省いたテキストなので立ちCGの表情などが使いきれていなかったような気がします。音楽は雰囲気を出せていましたし、キャラの声も……静流がちょっと伸ばすシーンなどで引っかかりましたが、総じて悪くなかったと思います。CG自体は良かったのですが、体勢というか人体的にその姿勢とかその位置にそれがそうなるのはちょっと難しいのではないだろうかとか考えるぐらいのものが幾つか……ただ、ありきたりなポーズにしていないという気はしました。
 展開としては各キャラの弱みを握って陵辱するというパターンなのですが、一人を除いて切羽詰ったやりとりがなく相手は簡単に屈服し、特に突っ込んで何度か突いていれば勝手に溺れていく彼女たちには、陵辱という部分からは少し寂しい部分が。特に精神的に追い詰めるようなやりとりが殆どできず、駆け引きをするシーンも皆無に近いので、その部分は残念です。おかずゲーとして作られたのでしょうから、仕方ないのでしょうが。でも華憐とのやりとりなどはもっと引っ張って裏切るようなシーンだともっと面白かったですし、あおいは展開の早さからシーン毎に言動が揺れているように見えてしまったり、香奈などは最後までよくわからないまま終わってしまいましたしともう一歩お話が続いてくれると嬉しかったのですが……。シナリオとしては静流シナリオが一番好きです。
 異常性癖開発AVGを謳っていますが、個人的にはそれほど異常性癖を感じるものはありませんでした。全然ソフトなものですので痛いものや苦しいものや汚いものが辛く感じる方にも安心です。

【お気に入りキャラ:鷹宮静流】


ひぐらしのなくこロワイアル解 目明し編 2005,2,23

 基本的に前作とほぼ変わらず、目明し編で明かされた人間関係の変更点と追加キャラ、追加アイテムの扱いなど、色々な要素が加わりました。前作の鋭利な刃物よりも今回の日本刀がかなり恐怖の武器です。沙都子でもかなりのダメージを与えられますので。

【お気に入りキャラ:葛西辰由】


巣作りドラゴン 2005,2,24

 それまでは熱烈ファンはいても幅広い知名度は左程なかったソフトハウスキャラを一躍有名にした一作。目新しいやり込みゲーをやりたい衝動に駆られていたもので、遅ればせながらやっておりました。ゲーム性に比べてテキストの評価はボリューム不足の声を一部では聞きますが、私は別段気になりませんでした。バランスが非常に良かったと思います。慣れるまでが勝負で、慣れる前と慣れた後では全然難易度が変わってきます。フェイを楽に撃退できるかどうかが分岐点ではないかと。
 Hシーンも個人的には評価は悪くないです。竜の精液にはきっと何か人体を狂わす成分と中毒性を持っているのだろうということで一つ。会話もイベントはルクルを中心としたものが良かったですし、些細なものに関してはフェイやユメらとメイドやクーとのちょっとしたものなどが面白く、全て網羅したいぐらいな気分になりました。
 キャラクターはメインサブ全てが良かったです。強いて挙げればルクル、ライアネ、フェイの順でしょうか。エンディングの好みもルクルが一番でした。

ブラッド・ライン 血統を期待されているのか蔑まれているのか良く分からず。
ユメ・サイオン メイド隊との些細なやり取りが一番面白かったです。
フェイ・ルランジェル・ヘルトン キャラとしては煮え切らなさが少々。
リ・ルクル・エルブワード ツンデレ国のツンデレ王女。可愛いです、はい。
ライアネ 姉御。あの殺害時のイベントCGはわざとかと思うぐらいでしたが。
クー 元からリュミスの息が掛かっていた訳で、主人公に気が向く変化があれば。
リュミスベルン 本編の出番が殆どないのが。終盤にあれば良かったのですが。
リュベルマイト ライアネに対する序盤の言動はブラフなのでしょうか?

【お気に入りキャラ:リ・ルクル・エルブワード】


Floralia+ 〜フローラリア・プラス〜 2005,3,5

 良い「格好悪い」主人公像でした。簡単に調子に乗っては失敗し、強く出られるところなのに気付かずに相手に押されるがままになったり、身勝手な思い込みだと自覚しながらも止まらなかったり、後で激しく後悔してもそれからどうしていいのか分からずに取り合えず悩むか逃げることしか出来なかったりと、直情的でヘンなところでこすっからかったりして大事なところで確実に墓穴を掘る決して誉められた人間ではないのですが、別段話の都合で極端もしくは急激に貶められたわけでもないので文句のつけようがありませんでした。
 本人が言うほど利己的でも偽善、打算や卑劣な部分もなく特に悪い人間ではないですし、読んでて歯がゆさを覚えても、受け手にそう思わせる作り方は丁寧なテキストだと思えるものでした。シナリオによって少し主人公の性格に違いはありますが、気になるほどではなく。ただ気になったのが基本設定部分で、登場する女性キャラ全員からほぼ最初から好かれているという状態や同居や力関係などの話の下地にあたるところなどが、自然体を演じている主人公なのに世界観は不自然バリバリというそのギャップの差が全体的に少しマイナスになってしまったように思えました。キャラクターを楽しむ分にはとても良かったのですが、話を楽しむという点に関しては浸りきれないものを感じました。この辺はシナリオさんの問題ではないと思います。
 絵での難点は主人公の裸の体が、体型は変に筋肉質でないのはいいのですが、体の線がかなり気になりました。CGアルバムに台詞が入るのはたまにありますが、ここまでエロCGが多いものは個人的には珍しいかも知れません。音楽は単体で聞き返したいほどのものはなく、歌は好きな人は好きかも知れませんという程度で。声は総じて及第点でした。システムも目立った不備はなく、そこそこでした。
 キャラクターだと白瀬憂は窓キャラの表情変化と口癖や口調などは良かったです。最初にやったせいかその主人公の暴走っぷりとそれを後押しする彼女のシナリオの展開はかなり引きましたが。鈴音の使い方も主原因が何を勝手な…という感がありましたし。三ノ宮由佳里は逆にイベントCGが良くて、オマケシナリオでの母親の背後で右往左往するのがとても良かったです。槙いずみはキャラクターとして可愛いものを出せていて、最近この系列のキャラはそれほど好きではなかったのですが久々に良い気分になりました。櫻井詩乃は別でH専門ゲーが出るだけあって、その色っぷりは圧倒されまくりでした。ただ難攻不落に思えただけに彼女シナリオの展開はイマイチ。呆気なく崩れた方がまだ良かったぐらいに半端感も。背景と展開がいずみと差異がなかったのも原因かも知れません。加賀御文は無難でした。麻生鈴音は、ご勝手にというぐらいに距離を置きたく。あんまり仲良くやれそうにないです。好きなキャラは由佳里、いずみ、詩乃の三人で。あと男性キャラの部長が基本的にただいただけだったのが少し残念でした。

【お気に入りキャラ:三ノ宮由佳里】


ALMA ずっとそばに… −Complete Edition− 2005,3,12

 全体的にシナリオが軽薄という印象が強くあります。だから悪いということはないのですが。前半部を中心にその軽さが功を奏しているシーンも多いですので。ただやっぱり話を受け止める側としてはそのキャラクターではなくシナリオ自体への思慮の浅さが辛い部分があります。個々のキャラクターにも地の文章などにも基本的には不備的な不満はないのですが、展開への危機感とか状況への常識とか、キャラクター自身の持っている筈の想像力が全く存在しないテキスト創造の部分から、必ず現れる目撃者や演劇的のように大袈裟な素振りを見せる話作りの部分など、作り手が軽はずみで行っているような錯覚を覚えます。ミエミエの誤魔化しに何の疑問も抱かなかったり、やってはいけない事に関してだけ聞き分けなく行動を起こす自分と周囲の状況の変化にも気付かず終始危機感の乏しい主人公と、思わせぶりと事が起こってからああだこうだと言ってくる後出しジャンケンな巴嬢が特に引っ掛かりを覚えました。そう思わせるのはキャラ造形としてシナリオさんの意図の元でのものではないと思うのですが。
 賢しく立ち回ることはできなくても、愚直なら愚直なりに、軽率なら軽率なりに、納得のいくような展開へと主人公と読み手を誘導していれば、一部では終盤でじわじわと責任感と無自覚を上手く織り込んだ展開ができていただけにもっと面白く読めただろうと思うと残念です。
 総じて自分の考えたシーンや設定、ネタのことばかり気がいっていて、それを客観的に頷けるような練りこみが全くされていないように思いました。一例として由衣シナリオなどは、目の見えない妹に触れられない自分の代わりに楓が手を握るというワンシーンを思いつき、それを書くことしか頭に浮かばないが如く必死に話を進めていく書き手の事情が優先されてイロイロなものが置き去りにされたテキストになってしまったような気がします。楓同様に通いこむ立場の香苗や鈴がばったり出てこなくなったり、このシナリオに限りませんが主人公の正体バレの定義が曖昧だったり、由衣自身が自分の身に降りかかることに関して記憶があるのかないのかかなりいい加減だったり、そもそもバイク事故の遠因も意味不明だったり、主人公や巴に関しても筋道が通りそうにない言動に溢れていてやっぱり辛いです。というか結局円は何をどうどこまでどれだけのものを代償にしてどう出来るのか、一度詳しく説明して貰った方が良いかと。香苗に対する主人公の願い聞き入れと対比すると由衣は円にボラれてる印象があります。円の立場的には由依にこそ無償奉仕が必要な筈なのに。
 第三者がシナリオを読み直して細部調整を行うぐらいしていればずっと純粋に楽しめるシナリオになった気がしますが、この状態のままだとシナリオライターさん自身のテンションがそのまま浮かび上がるような、そんな錯覚を覚えるぐらいでした。通常版から妹シナリオがどう変化したのかは分かりませんが、主人公のシスコンぶりを隙あらば入れている前半部からも一番力が入っていたと思われる彼女への入れ込みっぷりは純粋に楽しかったです。
 絵は塗りが少し気になり、イベントCGも思ったほど冴えなかったので印象は弱く。音楽はエンディングの入りだしが結構最悪で感動系を狙った話としてあの音では台無しになりそうです。曲自体は悪いとは思いませんでしたが。BGMはちょっと微妙。声は読んでいた感はあるものの、気にはならない程度でした。システムは起動時がちょっと面倒なのを初め幾つか引っかかるものがありましたが、大きな不満はなく。

御月香苗 一部声が怖かったです。あと円と密会中の遭遇率の高さはギャグでした。
十崎由衣 的良みらんさんの絵が一番冴える髪型とキャラクターだと思うのです。
麻宮梗 意識せず最初にやったキャラでしたが、一番出来が良いシナリオでした。
四堂鈴 顔を真っ赤にする立ちCGが可愛かったです。
カナエ 声を聞いても同一人物だと分からないのは因果律がどうたらとかでしょうか。
荒良木円 由依など他キャラルートでの彼女絡みのイベントは面白かったです。
十崎巧己 エロゲ主人公とすれば基本は雪崩れ受けという割とオールドタイプ。
織部裕貴 たまのシリアスシーンの後に共通ルートで間抜けな言動が出て台無しに。
九条楓 屋上の一服はちょっと意外。読み手にどういうキャラとして見て欲しいのか。
四堂隆臣 色々考えていたけど、面倒だからそのままエンディングへみたいな扱いに。

【お気に入りキャラ:十崎由衣】


ゆのはな 2005,3,31

 大吉パックではなく通常版の購入です。ですので情報として知らないものもあったりします。
 システム周りに不満は全くないです。音楽方面は20の「満ちる季節」が……というかまあこういう曲が使われるシーンが好きだからこそこの系列の曲が好きというのもありますが一番好きです。声はどのキャラも好演していたように思いました。CGもキャラによって枚数差がありますが、どれも良かったと思います。イベントCGもそれぞれぐっと来るものがありました。ただ一部主人公の顔の長さがヒロインと比べると目立ってしまう構図もありましたが。
 賽銭おねだりADVという部分から少しはあるのかとも思いましたがゲーム性はありません。選択肢も唯一穂波ルートで幾つかありますが、まず迷うようなものは皆無です。OP部分で電気屋に話を持っていきながらバイト選択ができない部分などは、当初の予定から削られたのではないかとかゆのはな町の地図を見ながら勘繰ってみたり。
 シナリオクリア順は椿→わかば→穂波→BAD→ゆのはの順でした。個人的には穂波は椿、わかばの後という実質最後にした方が良いと思います。穂波シナリオでは設定部分のネタバレが多く、それを知らないままの方が前二人のシナリオは楽しめましたので。BADはノーマルENDと言ってもいいぐらいに普通に終わるシナリオでした。地味に一番難易度が高そうですが、バイトの場所を絞らずにあちこち行っていれば多分辿り付けるかと思います。
 椿ルートとわかばルートの話がとても良かったです。テキスト内容も良いのですが、何よりその読み心地が良かったです。キャラクターの言動など全てに於いてストレスを感じることなく、一気に読みきれました。内容自体は奇抜なものではないのですが、話が醸し出す空気が個人的に新鮮でして、目新しさ感も読んでて飽きたり嫌気を覚えたりしなかった一因かと。椿、わかばというそれぞれのヒロインと主人公に由真を加え、キャラ優先ではない活きた世界を作ることで話に浸れるようなものがありました。
 穂波ルートは新鮮味や心地良さからは遠く、もやもやした気分にさせられるような部分も少なからずあったのですが、シナリオさんが目的を持ってそれに向けて丁寧に作りこんであるのが感じられました。ヒロインを魅せようとしているものが強く出ていて、後半のラブエロモードなどは特に力が入っているのがわかりました。ただキャラクター愛が強い反面、話作りがキャラの為になっている部分があるので、前二人のシナリオよりもシナリオの展開やキャラ言動などで残念な部分も幾つかありました。好みの問題で片付けられる範囲なのではありますが。
 ゆのはに関しては3ヒロインが終わるとタイトルに追加シナリオとして登場して、それを読むだけです。丈が短いからというわけではないのでしょうが、明かされていなかった謎部分を説明するという一面が割と大きな部分を占めていることや、穂波シナリオである程度深い部分を掘り下げていたこともあり、事実上のTUREなのでしょうがオマケシナリオぐらいの感覚でした。
 キャラクターが実に良かったです。ヒロイン達もそうですが一番キャラクターとして立っていたのは由真でした。特に椿ルートとわかばルートでの彼女の活躍ぶりはこの作品のMVPものだと思います。ゆのはもその2ルートに関しては非常に良かったです。彼女の特殊な立場からの視点が、それぞれ問題が発生していて揺れている主人公の心境に対して頓着することのない部分など、上手く出来ていたと思います。そして主人公も非常に好感の持てるキャラで、欠点である考えなしな部分を終盤には上手いぐらいに利点として使っていく部分などそのキャラクターを考えた話作りは嬉しかったです。
 キャラ順は 高尾椿 ≧ 桂沢穂波 ≧ 草津拓也 ≧ 伊藤わかば > クワゥテモック ≧ ヘンリー3世 ≧ 桂沢榛名 ≧ 高尾渋蔵 ≧ 宇奈月由真 > ゆのは > 伊藤みつ枝 > 春日尚樹 で。順位は完全にただの好みで、一人蚊帳の外だった電気屋以外はどのキャラもとても良かったです。

【お気に入りキャラ:高尾椿】


闘神都市 2005,4,7

 フリーソフトになっていたこともあり、こっそり始めていました。旧いゲームなので不便な部分はありましたが、総じて楽しく遊べました。ただ攻略無しでクリアする気力はなかったもので、大まかな流れは攻略サイトに頼りました。殆どそれらの頁の指示通りにしていれば問題はないのですが、注意点として付け加えるとしたらB10のたいやきハニー経由のパワーアップイベントは牢屋に入れられる前にはやらない方が良いと思います。あと将軍の剣より敵を倒してランダムで手に入れるバスターソードの方が攻撃力はあるような気がしますが、一度奪われると他の武具同様に再入手は無理みたいです。CG回収が完全であるかどうかわからない上に、悪事11を貯めると発動したメイド陵辱CGなどはどうも登録されないようなので、また見たいと思っている人はセーブデータを保存しておくと良いと思います。

【最終決戦前状態】
 体力:715 気力:880 戦士LV:66 魔法LV:57
 攻撃命中値:129 攻撃回避値:70 腕力:67 魔法抵抗値:62
 知識:80 装甲値:40 悪事:0 モンスター殺戮数:3839
 H回数:24 売却数:0 死亡回数:0 薬使用回数:188

 溜め込んでいた経験値は全て使いましたが、結構厳しい勝負になりました。薬は殆ど知識と命中に使いましたが、最後の20ぐらいは体力UPにしました。あとはB8Fで金1000と引き換えに能力アップしてくれるのは腕力と魔力抵抗に。
 好きなキャラクターは敵キャラならバルキリー、敵パートナーではミーナあたりを。

【お気に入りキャラ:MIKA】


南国ドミニオン〜King of solitary island〜 2005,4,15

 一回のプレイデータでほぼ全てのENDINGを見ることが可能なことや、難易度が低いのとそもそも自由度は高いものの何か変わったことが出来るわけでもなく対応するイベントなどもないので、やり込みプレイするようなものではありませんでした。
 システムは問題なく、音楽や音声も気になるものはありませんでした。特に良いというものもありませんでしたが。絵も問題なかったのですがイベントCGでは、主人公が覆い被さる相手の体がちょっと変なのではないかと思うものが幾つかありました。ただ恒例のオマケムービーは今までで一番面白かったです。
 シナリオは下手に細工に走らなかったということもあってか拍子抜けするぐらいに何もありませんでした。ただ一応一つだけ謎生物ネタを出しているのですから、主人公が支配される系の陵辱ENDみたいなものがあっても面白かったのですが……ここのメーカーさんはどうも悲惨?なオチはつけたがらないようです。
 キャラクターは全員基本的に善性なので、不快感を持つことなくプレイしきることができました。ただ閉鎖社会特有のギスギスしたものもなく、殺し合いを始めても平然とまた会ったりできてしまうこともあって、人間関係方面での楽しみは全くありませんでした。誰かと仲良くなったら誰か達と対立するとかあるのかとも思いましたが……設定の好き嫌いが生かされていないのが残念です。全員と仲良くなるのも苦労しませんし、のんびりした日々を過ごし続けるので、長期バカンスの延長ぐらいにしか思えません。脱出失敗した時に初めて「ああ、命の危険がある状態だったんだ」とのんびり思い出すぐらいです。その脱出方法も早まらずじっくり確実そうな手段を取れるようになるまで待てば簡単ですし、手ごたえという面では全くありませんでした。
 企画というか発想は良かったものの、ゲームを作る上で限界があったという感じでしょうか。今回は残念な結果になってしまいましたが面白いもの、遊べるものを作ろうとする挑戦はこれからも応援したいです。面白かった部分は面白かったですし。

 アロハ(木下喜一郎)…実質的なラスボスだと思っていたら全然普通の人で拍子抜けしました。
 お嬢(真田夕美)…アロハと共に悪逆の限りを尽くすルートとかあったら惚れたのですが。
 ポニー(大谷奈菜)…雑魚っぽい感がダダ漏れていたのでイベントとかで死なないか不安でした。
 姫(中川倉子)…土壇場で裏切りがあるキャラなら彼女かなとも思ったのですが。
 ドクター(前田ちひろ)…安全牌だと思っていたので一番想像通りのキャラクターでした。
 ママ(林神代)…絶対普通の人じゃないと思っていたのに。読み外しまくりでした。
 メイド(山内未来)…胡散臭過ぎの煙幕をフォローしきれていない苦しい正体オチだったと。
 メガネ(浅野次郎)…仲良くなるのには苦労するタイプだと思ったのに誉めたら擦り寄ってきました。
 ブック(荒木獅子男)…団体行動を乱しそうな設定なのに全然普通なのが拍子抜けです。
 パパ(小西豪造)…これも順当。ホラー方面になったら殺されるかもとかこっそり。

【お気に入りキャラ:全員ほぼ均等に。強いてあげればメイド】


Dear My Friend. 2005,5,21

 システムは起動に難がまだありましたがまずまずでした。CGも柔らかく上手く感じました。音楽は12曲目のPlease My sweetと19曲目の卒業が気に入りました。ボーカル曲も総じてかなり良かったです。light特有のアナザーストーリーの他にCGが全て埋まるとイベントCGを利用したパズルゲームが出来るようになっていました。やりませんでしたけど。

森川恭一
 やおいで言えば受けキャラタイプ。何をどう言われても素直に返事することのできない思春期特有の青臭い少年像を見事に表していたように思います。それが可愛いとか頑張れとか思える感じに描かれていたのではないかと。作中では小麦嬢や月夜嬢が彼を上手く評しているように感じられました。

久城麻衣
 こういう人は心底苦手にしているもので、残念ながら好感情を抱くことができないままでした。シナリオも彼女の性格に似合ったものを全面に押し出しつつ、主人公が彼女を好きになっているという構成なもので、自然距離ができてしまいました。余談ですが小麦嬢がポツリと漏らした彼女評には膝を叩きたくなるぐらいに賛同です。

北沢都香
 彼女の感情のその難儀な空回りのさせ方は工夫があって良かったです。作中でのヒロイン一人称の事情説明は大概興醒めすることが多いのですが、上手く織り込ませられていたように思います。全体的にシナリオは良く出来ていたような感じもしますが、彼女のお腹の事情は他ルートではどうなってしまうのだろうという部分が気になりました。

栗原月夜
 達観しているようで必死に生きていて、そのことに自分が気付いていないという構図の気がしました。だからこそそれを自然に気付かせていく展開と、主人公と共に生きていくという下りの話の動かし方は手堅く感じるものがありました。あと話のもう一つのメインは所謂イジメ話でしたが、土下座で解決というのは割と稀有なパターンの気も。

黒崎小麦
 もしかしましたらこのゲームを好きだという人は都香シナリオか麻衣シナリオのヒロイン達の感情の動かし方を中心とした部分を一番評価するのかも知れませんが、私がこのゲームをやって一番嬉しかったのは彼女のシナリオでした。作中私のなかでは一番イイ女していました。主人公は当然気付かずプレイヤーだけがやきもきする彼女の虚勢や本心の揺れ動きの混ざった言動を主人公がどう捕まえるか、どうプレイヤー側の感情に追いついてくれるかという流れが楽しめました。何より見栄っ張りの主人公が一番真摯になれたのがこのシナリオだったことも無関係ではないかと。

永村冴香
 主人公のような人間でないと辛いかなと感じるものも少なくなかったです。勝気傲慢キャラということと、都香と被らないようにする為か健気分が控えめということもあり麻衣とは違う方向でのストレスも溜まりました。この手のキャラは脇役とした方が生きたキャラと思いましたが、小麦ルート以外出番もろくになかったのは残念です。

杉野司
 全CG中、彼のENDCGが一番可愛いと思えるのはどうしたらいいのでしょう。因みに主人公の手綱を上手く握れるのは何気に彼の気もします。いいじゃん、男でもとか(笑)。小麦の次に実は好きなキャラです。

森川文一
 切羽詰った場面でも主人公を信頼しているというよりただ甘えている感じなのが少しどうなのかなと思う部分がありました。一見無責任ながら抑えどころは抑えているキャラにしては、抑えどころで抑えていないような。麻衣が主人公を好きになるのはかなり最初の段階から予期でき、主人公の世話焼き気質も知っているだけに内心では実の兄妹でくっついてもいいと思っていないのであればあのタイミングは話の都合上のものでしかないのかなと疑問も。多分どうなってもOKと豪放に構えていてのことだと推測しているのですが。

森川こずえ
 出番が少なかったことも関係しているのか、「母親」としての立ち位置が作中では見られなかったのが残念です。主人公が捻くれ者にならなかったのは母親の存在があるのかと思っていただけに夫唱婦随しているだけなのが気になりました。

総評
 残念ですが、私には向かないゲームでした。小麦嬢のシナリオが良かったのと司ENDが可愛かったのとボーカル曲が良かったことで大分持ち直しましたが。好きなキャラは小麦、司、マスターの順で。

【お気に入りキャラ:黒崎小麦】


DALK 2005,5,24

 地下潜っていませんが、一応第一ENDINGは済ませたもので。
 13のミミックの裏技と超幸福の指輪の裏アイテムを使って大分手抜きをしましたが、最終面ではレバーに気付かなかったりして無駄に手間取りました。武具も装備可と不可がいちいち試さないと分からなかったり、持てる数が少ないので満タンにしてしまって、一つ捨てないと持ち替えが出来なかったりと不便でした。
 主力はシグルーン(DALK)、チョルラ(アサシン)、ジーマ(バルキリー)、アリーヌ(バルキリー)、ミコ(ミネルバ)、クウ(アサシン)、リムリア(スナイパー)の7人で。残り7人は実質放置でした。
 お気に入りというほどのものはありませんが見た目ならミコを、H絵ならシグルーンを、キャラならジーマを、可愛さならクウを選んでおきます。因みにチョルラは能力的にシーフとして心強そうだったのと、リムリア魔法使い以外の遠距離系が一人は欲しいと思って選んだのが彼女だったという理由が。アリーヌも能力で選んだ気が。

【お気に入りキャラ:一応上記の四人で。強いて選べばクウ】


ママトト 〜a record of war〜 2005,5,26

 旧いゲームなので不便な部分もありましたが「楽しめるゲーム」としては今も尚十二分に果たしていたように思います。流石は傑作の名に恥じない作品でした。
 クリアレベルは平均で約40過ぎで楽勝でした。初クリアレベルは32〜30だったのですが、それでも苦戦するかしないか程度でハラハラ感を味わいながらクリアできたので考え抜いて育てれば19以下クリアも多分難しくないと思います。
 好きなキャラ順は奈菜璃、ライセン、ヒーロー、タンタウルス、ディカキスの順で。奈菜璃嬢はキャラ、戦闘、イベント、END、カカロルートと全ての面でお気に入りです。ライセンはかえるにょからずっと長い付き合い分もあって。多分違った知り方をしていたらきっとそんなに好きになっていなさそうなキャラですが。ヒーローも奈菜璃嬢同様にほぼ全ての部分で。タンタウルスはその出番全てが可愛くて仕方がなく。ディカキスは18章もそうですが、ENDINGの彼に惹かれました。ミュラはENDがちょっと……身を引くのはいいとしても、アーヴィを押し付けられてもとか。ナルツガイツもエイベルになってからが何だかなぁと思わないものもなかったもので。以下は順不同で。リックの強さは本物でした。漠然と巷の人気ではラミカがやや目立つ感がしました。カカロルートの彼女の離脱が地味にお気に入りです。一番「可愛い」キャラがワン爺さんだというのはなかなかステキでした。ストーリンはカカロに対してどういう考えでいたのか気になります。シェンナはもう少しアクの強さがあっても良かったように思います。I・ホースも気に入ってますが、出番が少なく。

【お気に入りキャラ:勢久山奈菜璃】


Dr.STOP! 2005,5,31

 思わず私の中の医者に対する偏見を増長しそうな「それでいいのかな?」なオチでした。院長から婦長への流れは良かっただけにヒロインの杜撰さが目立ちます。キャラも立ってませんでしたし、何よりこのキャラを許容できる下地が作中にないので引いた気分のままエピローグを迎えてしまいました。好感度は百合子、藤井万里、明美、三浦ゆかの順で。

【お気に入りキャラ:百合子】


Milky way2.5 2005,6,02

 新作は悉く外し、散々に言われながらも続けていくしかないMWシリーズ新作のいつもの雑誌掲載の紹介編。メーカー側としても今後自分たちはどうしていいのかわからなくなっているのではないかと勘繰ってしまっていたりします。
 内容についてはプロローグに相当するものでした。ただ本編にあたる3の評判は歴代の仲では一番ではないかという声を聞いていたりするので、総決算になっているのでしたら考えさせられるものもあるのかもしれません。

【お気に入りキャラ:特になし】


Rozen Maiden RPG 2005,6,04

「蒼星石の大冒険」は物語とかは特になくただ単に蒼星石が翠星石と共にボスの水銀燈を倒すまでのRPG。初期レベルでは負けましたので、一応10まで上げたら快勝でした。こういうのを見ると作りこみをしたくなります。実装石シリーズで要注意なのはガチャピンで、唯一団体魔法があります。「実装石ハンティング」は死ぬまでどれだけ敵を倒せるかというものっぽいですが、時間がかかりそうなので止めました。こっちは蒼星石の方とは違って途中で止められないので注意。あと「雛苺RPG」もやりましたが……一応唐突にクリア。全キャラに会った自信はありませんが、二度目は結構です。

【お気に入りキャラ:特になし】


two 2005,6,05

 秋全也さん製作のフリーゲーム。何故かセーブは出来てもロードが出来なかったこともあり、一回失敗する毎にいちいちコミックマネージャーの再起動からと時間がかかりました。ゲームそのものは10日間あり、その間にヒロインの好感度を上げて彼女を抱くイベントを済ませればそのままトゥルーエンドに繋がるのですが……実質9日目の夜には好感度を上げておかないとクリアできないので、効率良くイベントを消化することが求められます。私の場合は何度も失敗した挙句クリアした時も前日に所持金が切れて最終日は強制バイトになってしまいました。
 シナリオ自体は日数も少なく敢えてわざとらしい手がかりを出さないようにしていたせいもあってか好感度イベントも深みこそなかったのですが、ヒロインの何者?感を匂わせながら、心地良い空気作りが出来ていて気持ち良くテキストを目で追うことが出来ました。全てを読んでいるわけではないのではっきりしたことは分からないのですが、ラス前の好感度変化によってENDに繋がるイベントはただ逃げるのではなくもう少し過去?をフラッシュバックさせるとかして(想像するだけで物悲しい使用後のお掃除を風呂場でやっていたとか)、いよいよのシーンの時はそれを振り払い、且つ理解して受け入れていくような流れが読めると思い入れも増すように感じたのですが。そしてエピローグですが折角洋服イベントがあったのですから「部屋にいた彼女」ではなく「外で待つ彼女」という意味も込めてあの主人公に買って貰った服装の方が……それはかなり残念な部分でした。

【お気に入りキャラ:てと】


蒼色輪廻 2005,6,11

 馬鹿だからなのか、良く分からなかったです。繰り返しが続いて途中で理解放棄してしまった部分もありますが。巷のレビューも読める限りはあちこち回って読んだのですがわからないままでした。指輪ルート読んだだけでは主人公とインフィニティと山田仁奈の正体と動機と関係がイマイチ良く掴めなかったです。世界説明だけは何とか理解できたのですが。
 難易度は高過ぎです。攻略サイトそのままにやることになりました。欝とか寝取られとかは悲惨な絵のCGもほぼなかったことも影響しているのでしょうが、大したことはないです。というか少しでもその辺を期待している人にとってはがっかりするぐらいテキストのノリも軽くあっさりしてしまっています。音楽は少なく複雑なものもなかったのですが、どれも良かったです。システムはかなり不便でした。エロはないわけではないですが薄いです。あとフタナリなのに両方使っているシーンは最初一回あっただけのような。

 インフィニティ。作中幾度か突如として主人公の前から姿を消す理由がわかったようなわからないような。いやわからず。
 時野美樹/レオナ。彼女ENDは結局異世界ごしに蟲のお蔭ということでファイナルアンサー?
 桜野遥香/リリス? 一番裏事情もなく純粋無欠にあんな主人公を好きになっている現人神様かと思っていたのですが……違うのでしょうか?
 瑠璃垣美咲/ワン。彼女の存在が師匠呼ばわり関係で私を混乱させてしまっているのですが。
 山田仁奈/メイ。結局一番何気に割食っているような。どっちの次元でも彼女のENDは悲惨なオチがありますし。
 堂浦聡/ドーラ。主人公が見た目も心も良くないのは呪いとか何がしかの事情があってそうなっていると思っていたのですが(汗 特にないのでしたらなぜドーラが特に劣った存在でないのか良く分かりません(フタナリが彼女以外存在がなくて個人として特別侮蔑されているということもないですし)。

 堂浦聡としては序盤の繰り返し中の状況と言動が悲惨なこともあって、駄目主人公をイメージさせますが、ドーラとしてはどんなに悲惨な状況でもポジティブ?っぽく陰鬱を感じさせないこともあって馬鹿キャラというイメージが強く、中盤以降世界の行き来をしてもそのドーラキャラが印象として強く、どんなシーンでも真剣にシナリオ世界に向き合えないままになってしまいました。
 マルトとの掛け合いがこのゲームの位置づけを決定的にさせたと思います。

【お気に入りキャラ:山田仁奈】


SEVEN BRIDGE 2005,6,14

 確かに後半は暴走列車の如く、一気に流されていくばかりでした。いきなりの声無しモードにも戸惑ったり、話自体よくわからないままな部分も少なくなかったですが、一番の不満点はバックログが非常にし辛かった点でしょうか。あとテキストに出ない台詞はバックログでも聞くことが出来ないので結局ロード頼りになる部分も。ビジュアルも相変わらずの癖さえ気にならなければ枚数も少なくなかったですし、音楽も良質で、声優さんの演技も手堅かったこともあって、どれだけ批判が出ようと根っこは離さないで客離れをさせない厭らしい部分は健在でした。今回もオマケ音声もありましたし。キャラクターは総じて良かったですが、シナリオの都合で左右された部分もあって残念な部分も。カイなんてもっと見せ場作れたキャラだった筈ですし……。魅力あるキャラクターとしてジェーン・ドゥを挙げておきます。彼女とクゥ・クランの関係を辿って行くと非常に切ないものを感じましたので。

【お気に入りキャラ:グリエル】


こころナビ 2005,7,16

 スキップが遅い上にシフトキー未対応など色々システム周りは辛かったです。音声の出るタイミングが全く掴めませんでした。声自体も少々厳しいものがありました。キャラクターそのものは可愛いキャラが多く、楽しめる部分でした。ただ主人公の絵が前髪顔隠し好青年風でないのは評価したいのに、シナリオ上の主人公の言動が逆にその手のキャラそのものなだけに却って違和感を覚えてしまうというアンバランスが少し引っかかりました。背景絵が一部気になるぐらいのものがあったのと、立ち絵にゴミがあるのか若干汚くみえました。美麗絵だったらかなり高評価されたと思うのですが…。「こころナビ」そのものに対しての謎や「忍」の能力やきっかけとか気になる点とかあったのですが、あんまりどうしてだろうとか考えませんでした。

アイノ=ペコネン
 極度の人見知り設定からまさか海を渡って単身来るとは。エンディングの抱きしめCGが彼女の体型を生かした可愛らしさが出ていたように感じました。

初瀬みまり
 可愛らしい巫女姐さん。告白シーンまで恋愛フラグらしいフラグが全くなかったので、あの時点で成功するとは全く思わなかったので驚きました。

ルファナ
 このゲーム全ての流れがそうなのですが、起伏が乏しく盛り上がりに欠ける為にメインヒロインっぽい割にそんな印象を感じないままでした。

倉持小春
 多分きっといらない子。寝惚け立ちCGは良かったです。一方背景に溶け込んでいる寝姿は正直ゴーストじみてました。

仲手川夢
 一番ラウンダーの正体が分かりやすい人。他キャラの余った属性を詰め込まれたビジュアルという感想も少々。

今関凛子
 実妹対策からこのゲームの設定が合ったのではと思うぐらいにはなっていました。交通事故のフェイントも狙っていた感じですし。

暮林鳴海
 メインシナリオあたりで協力者になるのかと思っていましたが、最後までただの脇役でした。主人公に献身的な理由もイマイチ不明でしたし。

今関勇太郎
 坊ちゃん坊ちゃんしているテキストであのビジュアルは少し違和感を。

実光
 フルネーム出てたかもしれませんが忘れました。凛子シナリオで立ちはだかる展開になるとてっきり……とは流石に何度もプレイしていると思わなかったです。

宮木郁
 何気に存在に意味もなく。ただ小春と並ぶと「ボクはこっちがいいです」とか思ってしまうのが小春嬢に対して不憫なような気も少し。

 感想としては「貧乳率高いなぁ」というのが一番だったかも知れません。後半にとってつけたような事件を持ってくるパターンを用いなかったのは、個人的には評価したいです。
 好感度は凛子、アイノ、みまり、郁、ルファナの順で。

【お気に入りキャラ:今関凛子】


LADY PEARL 2005,7,31

 紫部唯さん製作のフリーRPG。
 ラスボスであるウリック戦に勝利した時の実感は「終わったー」というよりも「終わってしまった」でした。このゲームの感想はまさにその一言に尽きます。
 本当に楽しかったです。面白かったです。充実していました。細かな遊びも多かったです。敵のバランスも良かったですし、レベルアップも無理なくできました。多彩なキャラクターが活きていました。などなど褒め言葉ばかりが浮かぶぐらいに、大変良かったです。
 音楽に関しては一部鳴らなかったというか最初付近の曲が鳴らなかったので戸惑ったりしてサポート見たのも良い思い出です。気になった点としては仲間が分かれて途中2パーティーになることが幾つかあるのですがその際に頭からセーブできない時があったりする程度でした。RPGということを考えればテキストスキップなど求めるのも変ですし。私のディスプレイ環境だと一番暗い時は真っ暗になってしまうので、セーラさんを追いかける地下通路イベントなどは本当に迷いました。それと中ボスが勝てる時とどうやっても勝てない時があるのでわかりやすくして欲しかったです。無駄に死闘してしまいましたし。因みにオルガンドを含めて頑張れば勝てる敵には全部勝ちました。レアアイテムも9割方は集めました。
 ラスボス面子は、イドリー、智子、クー、彩芽でした。彩芽は完全に趣味で選びました。レベルに不安があるのならリーネかミラノが良いと思いますが、レベルに不安がある人が後半加入組を鍛えているとは考えにくいので、補助適正の高いエリアでしょうか。デスメッセンジャーと蒼嵐で攻撃し、残り二人でHPとSPの回復にするパターンで。彩芽だと六陣天蓋が使えますが、体力が低いので無条件にお勧めは出来ません。因みに最終レベルはイドリーのみ38で他は全キャラ30で並べました。経験値50以上の誤差はないぐらいに調整しました。
 好きなキャラは割と本気で全員です。嫌いなキャラもいませんでした。パーティーメンバーだと彩芽、タバサ、イドリー、智子、クーの順で。他だとアデリーン、ジョウン、エルザ、セーラ、ウリックの順でしょうか。
 好きなシーンは、クーの「脇役はお好きですかー!?」が無茶苦茶痺れました。あとはコル一家ラストバトルでの「Get ready!! Fire!!!」もしんみりしてしまいましたし、後はイドリーが自分の話をするシーン、タバサがホリィと話すシーン、クーとリンのほのぼのしたやり取りに、それと彩芽絡みのはどれも良かったです。勿論エピローグも。
 続編製作……楽しみにしています。

【お気に入りキャラ:アデリーン、彩芽】


水色の塔 2005,8,21

 サークル『犬と猫』さん製作のフリーPCゲーム『晴れたり曇ったり』シリーズ第一弾。NScripterによるダンジョン探索型のアドベンチャー風味なSLGです。攻略サイトはこちらにて。
 チマチマ進めていましたが体力と剣の精度と鎧の強度全てMAXになり、ラスボスに当たるティコも会心の一撃一発で倒せてしましたので終了。21〜25階の懸賞モンスター(余所の階は二度以上倒したのに(涙))とオーブを二つほど集めていない(しかも一つは空欄の位置が一番最初)のが心残りですが。
 ゲームバランスも良く、操作性も手頃に不便なところが却って作業感を無くして良い感じになっていました。ただ塔へは登る一方で降りられないので気をつけないとドツボに嵌るかも知れません。結構無謀に突貫しても私は平気でしたが。あとヒロインのシオは一部声入りだったりします。

【お気に入りキャラ:ウロコサカナビト】


レミュオールの錬金術師 2005,9,14

 サークル『犬と猫』さん製作のフリーPCゲーム『晴れたり曇ったり』シリーズ第二弾。NScripterによる経営SLGです。攻略サイトはこちらにて。
 借金返済とイベント回収に加え、アイテム図鑑も全て埋まりましたので終了。非常にやり応えがありました。
 仕入れと売値については序盤こそ気を使いますが中盤からは気にする必要も無ければその余裕もなくなると思います。初めは効率良く在庫を残さないように仕入れることとルヴェルへの命令を上手く使うこと、出来れば常に掃除はしておくことぐらいでしょうか。あと鶏か牛は常に商品をタダで産み出されるので序盤は重宝します。加工不可の商品は割が良くない限りはさっさと見切りをつけるのもコツです。
 ポイントとしては売り棚の一番上の欄は「一番売りたい物」を常に配置しておくことで、シバが勝負を吹っかけてくる時と閉店後にシオがまとめ買いに来る時に買うのは上から順番ですので、序盤は「高価なもの」中盤は「早く加工可な200売り上げをしたいもの」終盤は「普通では売れにくいもの」などを配置して、上手く売り抜けに利用することが良いと思います。中盤に気づいたのですが「薬草」シリーズは体力回復ができるので常に幾つか常備しておくのが良いかと。私も終盤はずっと「高価な傷薬」を2個常備してました。「なにかのフィルム」や「古代魔法学入門」などは入手が困難なので少ないチャンスは極力生かして集めてください。特にフィルムは常に8つづつですので、100まで揃えるのに苦労します。
 売れ筋消費としては「旅人の薬草」シリーズは高値の割に売れるので中盤の主戦力になります。特に「知識人の良薬」は非常に良く売れました。「ワイバーンの卵焼き」は二番目のヒット商品で「鋼鉄の剣」は余ったらギルドに送る手もあって便利でした。最終的に一番お勧め商品は「龍薬ノーブルエリクサー」です。これ一つで殆どカバーが利きますので。
 売るのに苦労するのが序盤は「見習錬金術師の練成破片」でフィーバー時に上手く処分してしまうのが吉です。フィルム同様に集めづらくしかも売れ難い「体力草」も難儀です。序盤は体力UPも必要ですし。そして水色の塔にしかない「ギャンブルダイス」「錆びたコイン」「首のない藁人形」もかなり辛いです。この頃には高級店になっているでしょうから、今更下級品を出されても困ります。私は店の他の売り物を無くして、客層を入れ替えるまで無駄に日々を過ごすという荒業で乗り越えました。一番キツイのは藁人形でした。レベル高くても仕入れ数が少なかったですし。

【お気に入り商品:ワイバーンの卵焼き】


恋愛マルチぷるっ! 2005,10,12

 狂気の沙汰ほど面白い…!
 ということなのか分かりませんが微妙に「狂った」シナリオでした。ギャグなどがあるわけではないのですが、日常を演じているつもりでいるシュールコントを見ているような…という書き方はこのテキストを説明するには適切ではないのですが、日常の中に当たり前のようにエロが入り込む世界観の住人達のお話という感じです。異常なのに当人達は異常に思っていない度合いが某ガッツでタカさんの喉が渇いたから飲ませろ発言を10とすると6〜7ぐらいの濃さで平然と異常な会話が交わされます。
 ギャグじゃないのに(そのままの意味で)笑えるというのはなかなか貴重でした。ほぼ毎日エロがありしかもかなりの確率で行為を他の面子に見せるという露出プレイばかりなのも特徴です。そのせいか純粋(?)な3P4Pとかは少な目でした。喘ぎ声も多かったですし、画像枚数も回数の割りに使いまわしもなく頑張っていました。
 難点はほぼ一部イベントが異なる程度の1シナリオの共通部分が続いて、選択肢の結果で個々のEDが出るだけな部分と一部イベントCGのキャラの顔が崩れ過ぎている部分。そしてキャラEDを決める選択肢が関連性が皆無で無茶苦茶が挙げられます。
 個別ENDなのに全ルート共にこのハーレム状態は揺るぎません。主人公が特に誰かを選ぶこともありません。物語もあまりないので、ハラハラすることもなくただただエロを楽しむように出来ていました。
 BGMは10。シーンの雰囲気を損なわないようにという最低限程度の配慮のようでした。何か作ったのはシナリオと同じ人とか。
 声は文句ないのですが複数同時喘ぎ声がステレオ状態なので、タダでさえ頭の悪い自分に居た堪れなくなる感じがしてしまったりも。

坂本和也
 面々に事あるごとに「可愛い」と言われることもあって、もっとショタっぽいキャラ絵をイメージしていたのですが、所謂王道の目無し主人公キャラそのものでした。性格はショタっぽかったですけど。

水尾眞子
 一目惚れならぬ一目欲情することで、この五人の交際をエロオンリーに持っていったリーダー。最近の新分類である素直クール系。当時某所で「素直クール」祭りが起きていたこともありこっそりタイムリー気分でした。暴走しない欲望に素直なキャラなので、キさん度は随一でした。無理強いはしないけどマイペースというのは心地良かったです。ただ金持ちキャラ部分は上手くネタとして使い切れていなかった感も。

神前由樹
 政略結婚する前に恋をしたいということで現段階で目に付いた主人公に告白するという一見重そうな導入の割には、倫理観とかが皆無なので雪崩込むようにエロへ。性格が軽いこともあって、四人の関係をドロドロにさせない明るさを担っていました。ビジュアルのせいでか所謂お馬鹿キャラに見えないのが成功していました。ただ相手の男を悪者にする必要は無かったような。

絵鳩詩歩
 唯一主人公の頃を前から好きでいて……という正統派の筈が、色欲魔キャラが仕切る関係だったこともあり、濡れるとスゴい子属性も発掘されてからは周囲に染められてきました。しかも好きになったきっかけとか何だそりゃなネタでしたし、他三人のキャラが強いせいもあってイマイチアピールの少ない子。

尾畑菜摘
 詩歩が好きで、彼女を主人公から守るために見るも無残な自爆を繰り返し、そのドツボに嵌っていく様は前半の一番の笑いどころなのですが、エロリーダーに見込まれてエロ開発をされてからはすっかり染まっていきました。そしてCG的におかしな顔になっているのが一番多い娘さんでもありました。

【お気に入りキャラ:詩歩以外の三人】


Fate/hollow ataraxia 2005,11,03

 ファンディスクという以上に外伝というノリ。値段分は間違いなく楽しめました。
 その一方で蛇足と切り捨てるのが正しいのかどうか分かりませんが、最後の最後で萎えさせたのが残念でした。単に実質全員助かった的終わらせ方にどうというつもりはありません。多分聖杯と彼の合作による「五日目以降」ということになるのでしょうが、そう話を持っていくこと自体は別にいいのですが、それにしてはとってつけただけのおざなり過ぎな印象が強かったです。
 特にクライマックスでサーヴァント達が戦った意味と、何よりバゼットが死んでいないという話の肝である事実がその有象無象の奇跡の中に埋没してしまい一気に霞んでしまったわけですから。少なくてもそこに感動を持たせる作りにしているだけにそこからの後日談の見せ方は失望感しか湧きませんでした。正直、読まなければ良かったと思えるぐらいには。
 音楽はアレンジが上手かったです。ほぼ別の曲になっていましたし。ただ深く印象に残るものはなかったですが。CGは背景が綺麗でした。前からそう変わっていないのかも知れませんが。システムは問答無用の後戻り不可の強制セーブ方式そのものは悪くなかったです。イベントは後で別に見ることができますし、四日間x朝昼晩の繰り返しですので失敗してもやり直せますし、複雑なフラグなどはなかったので単純に周回を重ねていれば到達できますので。
 エロ話は外注さんが書いたのかどうか知りませんが、キャラがあからさまに違う人が二人ほどいたり、読んでて辛くなった文体が一つ、イメージにおんぶしてるだけのが一つと結構致命的でした。氷室鐘嬢の話も結局、彼女をどういうキャラに思わせたいのかわからなくなるだけでした。これも特に要らないといえば要らない部分でした。
 イリア城は適度に難易度も低く楽しめました。ただマウス連打でマウスが馬鹿になりそうなのが少し怖いですが。花札に関しては対言峰組さえ乗り越えれば、何とかなりました。遠坂神社は御神籤は引いてませんが、十分全ての絵馬金額は足りました。
 各キャラではライダーと桜が見せ場が多く、次が掘り下げものは全くないものの出番だけではイリヤが続く感じでしょうか。葛木&キャスターは以前から言われていた部分の話が出ていましたし、蒔寺ら三人組と美綴嬢もそれなりに出ていました。凛は一番割り食っていて気の毒でした。

アンリマユ
 偽志貴パターン。彼自身のこの四日間への起源に対する説明に対して、序盤こそ明確な意図があったものの士郎に飲み込まれていくまでの流れが良かったです。聖杯を壊したからこそのチャンスということもあるのでしょうが、切嗣の前回が駄目で今回がOKというのは誰もしくは何の意図があったのかとか考えるとやっぱりアインツベルンあたりが絡むのでしょうか? ぶっちゃけると夢想具現化万歳さん。

バゼット・フラガ・マクレミッツ
 叩き上げというイメージがあったので、旧き寂れた名門部分の方が強いというのは少し意外でした。名前からして普通は気づかないといけないのにも関わらず。思っていた以上に弱々な人だったことで、見事にヒロインとして成り立っていたように感じました。

カレン・オルテンシア
 ヒロインかと思っていたのですが、厳密に言えばそうでなかったのは意外でした。言峰さんの後任らしい性格がなかなか面白かったです。ただ後日談における彼女が四日間を経た彼女として描かれていたのは、その前に別モノ説明していた文からすると矛盾なような。

ステンノ&エウリュアレ
 最初のライダーと彼女らのイベントでは絵がなかったので、ないものと思っていただけに嬉しい意外さでした。でもロリかぁ……(爆)。

蛍塚ネコ
 音子さん。驚かされるような新事実は彼女に関してはなかったです。

柳洞零観
 こっちもまずまず想像範囲内で。キャラ絵が出た時点で間違いようがないですが。

美綴実典
 桜ルートの話からして姉と似ても似つかぬという感じで受け止めていたので、もっと臆病な内弁慶少年だと思っていたのですが……。

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
 次があるとすれば彼女がメインになると思われます。次があればの話ですが。

 実のところこれ全体が「後出しジャンケン」なわけで、その辺を意図しているのかどうかとか勘ぐるとイロイロ勘ぐれそうな気もしました。考えすぎでしょうが。

【お気に入りキャラ:セイバーとキャスター】


GALZOOアイランド 2005,12,29

 企画頁:『我、従魔として汝に従わん』
 難易度は手頃です。音楽はかなり良かったです。キャラクターも良かったですし総じて非常に楽しめました。欠点はアイテムを外すのが面倒なのとレベル並べ順が、経験値順になってくれないところを挙げられるぐらいでした。
 挑戦ダンジョンに関しては、自力で潜り続けると結構な難易度です。特に最終階は間違った扉を開くとそのまま戻れないので結構な手間です。敵に関しては僕のロボ大将相手戦でどれだけ消費しないで勝てるかがポイントのような。これでスキル使い果たして先に進めなくなるパターンが泣けます。後は愛の観葉植物はエナジードレインがあるので戦闘が長引くと危険です。

【お気に入りキャラ:バトルノート、コンテ、やもりん】


ぱすちゃC++ 2005,12,30

 サブキャラメインのオマケシナリオ多数とクイズとアクセサリーという構成でしたが、ぱすちゃCを楽しめた人にとっては概ね満足できる出来だったのでは無いでしょうか。ただこれと本編合わせてやっと一作品扱いという認識方法も間違っていないようにも思いました。

【お気に入りキャラ:エリーゼ・バレッタ】


2005プレイゲーム総括 対象 計39本

Ragnarok Battle Offline
ひぐらしのなくこロワイアル解 目明し編
Rozen Maiden RPG
two
MeltyBlood ReACT
LADY PEARL
水色の塔
レミュオールの錬金術師

らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜
麻雀
DALK外伝
ひぐらしのなく頃に解
ぷにぷに☆はんどメイド
隷嬢学園 〜煉獄の学舎〜
巣作りドラゴン
Floralia+ 〜フローラリア・プラス〜
ALMA ずっとそばに… −Complete Edition−
レベルジャスティス
ゆのはな
闘神都市
南国ドミニオン 〜King of solitary island〜
秋色恋華
パルフェ ショコラ second brew
Dear My Friend.
DALK
ママトト 〜a record of war〜
Dr.STOP!
Milky way2.5
蒼色輪廻
SEVEN BRIDGE
ぱすてるチャイム Continue
こころナビ
THE GOD OF DEATH
つよきす
恋愛マルチぷるっ!
Fate/hollow ataraxia
エミル・クロニクル・オンライン openβtest
GALZOOアイランド
ぱすちゃC ++

音楽方面:『らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜』
OP曲方面:『Dreaming Continue』【ぱすてるチャイム Continue】
ED曲方面:『Isolation』【つよきす】
挿入歌・オマケ歌方面:『アタラクシア』【Fate/hollow ataraxia】
ストーリー方面:『らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜』
世界観方面:『レベルジャスティス』
熱中度方面:『巣作りドラゴン』
エロ方面:『恋愛マルチぷるっ!』
同人・フリーゲー方面:『LADY PEARL』
ヒロインキャラ方面:椰子なごみ【つよきす】
主人公キャラ方面:草津拓也【ゆのはな】
サブキャラ方面:西崎晴男【THE GOD OF DEATH】
萌えキャラ方面:エリーゼ・バレッタ【ぱすてるチャイム Continue】
年間ゲーム方面:『パルフェ ショコラ second brew』
特別方面:『エミル・クロニクル・オンライン openβtest』
がっかりゲー大賞:『ぷにぷに☆はんどメイド』
がっかり主人公方面:森村宏尚【ぷにぷに☆はんどメイド】
がっかりヒロイン方面:久城麻衣
がっかりサブキャラ方面:モーガン【SEVEN BRIDGE】